TVアニメ放送開始も楽しみだけど……。

 楽しみが多すぎて多すぎてたまらない蔵間マリコです。
 さ~てと、水曜日ですので、あのコーナーを更新しますよ~。4月6日からTVアニメ版が放送開始される週刊ヤングジャンプの純愛ダークファンタジー『極黒のブリュンヒルデ』の作者、岡本倫のデビュー作『エルフェンリート』を徹底的に語るコーナーを。
 いや~、毎週毎週このコーナーを更新していますが、今だからこそエルフェンリートの魅力が見つかるってことがありますねえ。ただ単に燃えとバイオレンスの組み合わせ、感動的な展開というだけで終わらない、なんていうか今まで気付かなかった何かが見えたりとね。それに連載中の極黒のブリュンヒルデと比べて、どこがどのように進化したのかがハッキリと分かるのが面白い。12年間近くも漫画を描いているんだから成長して当然かもしれませんが、それでもそういったところを見ながら読むのも悪くないものですよ。
 さて、そんな今読んでも面白いエルフェンリートですが、そろそろ本題にでも入らせてもらいます。いつものように、グダグダここで喋っていても話が進まないからね。ただ、ここのブログに始めてきた人には言っておきます。岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 第44話『おもらし

 ○あらすじ

 ユカの紹介により、楓荘に向かっていた少女。
 その時、たまたまコウタに道を聞くが、ある重大な秘密がばれてしまい……。

 ○登場人物

 コウタ、にゅう、ユカ、マユ、ノゾミ

 ○ターニングポイント

 ・秘密のパンツ

 ノゾミちゃんのオムツのこと。
 まあ、誰にも言えるワケが無いですけど、ユカもちょっとそれは極端すぎる気が……。いくらなんでもユカの経験基準で比較したら、オムツであっても無理ですわ。
 そして、コウタもアプローチの仕方が悪すぎる。パンツは見ていないとかじゃなくて、もうちょっと気の利かせた言い方ってものがあるような。例えば、ノゾミちゃんに聞こえないようにユカに事情を話すとかさ。まあ、エロゲ主人公的な性格のコウタだから仕方ないか。

 ・おもらし

 この回のタイトルであり、ノゾミちゃんの癖。
 おもらし癖の理由は後々語られる(かなり酷い理由だが)けど、この場面は思わずニヤニヤしてみていたのはいい思い出。なんでこんなところでオムツを脱ぐ必要があるのか、そもそも替えのオムツとかカバンなりなんなり持っていくのではとか、色々突っ込みどころはあるんですけどね。それでも、美少女高校生が自分のおもらしでグシャグシャになったオムツを抱えて濡れているところを見たらね……。これがアニメ版で見れなかったのが悔やまれる。

 ・幼馴染系暴力女と清楚なおもらし少女

 ノゾミちゃんを池に突き落としたコウタ、そしていつものように暴力を振るうユカ。
 いやもう、ここのシーンも突っ込みどころが多すぎる。相変わらずコウタの判断が無茶苦茶すぎるし、ユカはユカで人前で暴力を振るう(しかも、ユカは全然反省の色なし)。「この人たちには、理性とと知性というものがないのだろうか?」と言いたくなるほどに、荒ぶりすぎ。絶対にこの回、何かがおかしい。

 ・美声

 ノゾミちゃんの歌。
 アニメ版では設定のみの存在となってしまったが、登場していたとしたらどんな声だったのだろうか?誰が演じていたのだろうか?少し気になるところである。

 ○まとめ

 普段は日常と非日常が交錯するが、この回は通してエロとコメディの塊。
 特にオムツとかおもらしといったところが、いかにもたんらしくて素晴らしい。

 エロにもこだわりがあるエルフェンリート
 さて、明日は極黒のブリュンヒルデの感想の日。物語も佳境に入り、強大な敵に立ち向かう良太と寧子だが、果たして勝ち目があるのだろうか?そして、その先に待つものは?あああ、明日が楽しみだ~。