原作もTVアニメもノベライズも楽しみ!!

 魔女たちといちゃいちゃハーレムライフを送りたい蔵間マリコです。
 さ~てと、木曜日ですので、あのコーナーを更新しますよ~。週刊ヤングジャンプで絶賛連載中、萌えとバイオレンスが絶妙な塩梅を生み出している岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』の感想のコーナーを。
 TVアニメ版放送まであと3日と迫ってきましたが、皆様はちゃんと見れる環境を整えましたか?勿論、自分はバッチシグー。BS11であるために1日送れというファンとしては致命的なタイムロスですが、それでもリアルタイムで見れなかったTVアニメ版エルフェンリートのように悔やむことはなさそうです。社会人最高!!
 そして、「CSの見れる環境じゃないよ!」という人にも朗報。なんと、ニコニコ動画にてTVアニメ版極黒のブリュンヒルデが配信されます。生放送は4月8日23時30分、チャンネルは4月8日24時00分。他にも放送開始前の座談会の動画もあり、興味がありましたらそちらもどうぞ。
 とまあ、放送開始に向けてカウントダウンしているTVアニメ版ですが、そろそろ本題に入ります。当然ながら、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。そういうのが嫌だという人はここまで、別に大丈夫という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第96話『覚醒』が掲載されましたが、まさに今までの失点を取り戻すかのような暴れっぷり。なんでカズミや初菜ちゃんが殺される前に、この力を振るわなかったのかと言いたいぐらいの大活躍。さあ、これからどれだけヒロインとしての株を上げるのか気になるところです。
 さて、前回のラストで押してはいけないボタンによって蘇り、真の力に目覚め、クロネコの記憶と人格を取り戻した寧子。突然の歓喜に困惑する良太と我々読者ですが、やはり良太はなにやら違和感とかギャップというものを感じておりますねえ。良太にとって本当に好きなのは、今の寧子かもしれない。そして、彼のクロネコのイメージというのは思い出補正のかかったデフォルメなのかもしれない。事故に遭う前は、なにやらライトワンスは持っていなかったようだしさ。まあ、そこら辺の溝がこれからのポイントになるであろう。
 でもって、ようやく良太がクロネコとヴァルキュリアとの関連性を知ったけど、やっぱり苗字が何で違うのかという部分に引っかかるんだよねえ。ヴァルキュリアは藤崎真子、クロネコは黒羽寧子。このままだと、どっちかが養子に行ったみたいな変なことになってしまう。多分、クロネコの台詞「なんで黒羽なんて呼び方するの?」というところから、クロネコの苗字は藤崎なのでは?となると、黒羽という苗字に何か意味があると思うのだが……。もしかして、タイトルと関係あるのか?
 とまあ、こんな事態に感動的な対面をした一方、半ば放置プレイとなったヴァルキュリア。ふたたびたいじすることになりましたが、まあ色々と出るわ出るわヴァルキュリアの過去が。大体殆ど九所長が悪いというのは作中の描写を見ても分かるからともかく、臆病だった頃のヴァルキュリアってどんな感じだったのだろうか?元々下地になっていた部分なのだろうか?それとも、人体実験なり、もしくは辱めでも受けてそのような性格だったのだろうか?まあどちらにしても、九所長が大体悪い。地獄で犠牲になった人々に拷問を受けているのところを見てみたいものだ。そして、その後を追う予定のヴァルキュリアも。
 そして、戦闘が開始したが、まあ無鉄砲で無力で覚悟も決められない寧子とは全然違って、クロネコは随一の力を持っているだけあってスゴイスゴイ。ライダーキックをしたり、破撃を使う時にポーズまで取るほどの精神的余裕もあるし、その破撃でヴァルキュリアの体に大穴を開けているから殺る気も満々。黒羽寧子とは一体なんだったのだろうか?もう寧子じゃなくて、クロネコで話し進めてもいいぐらいだよ……。
 その一方、寧子の破撃で抉れた肉体を再生したヴァルキュリアですが、最新式とか旧式とか言ったら駄目でしょう。それ、漫画とかアニメにおいて典型的な死亡フラグですよ。九所長が寧子を選ばなかったのはどう考えても手名付けることが出来なかったからだろうしさ。まあ、苦悶と汚辱の表情のまま死ぬヴァルキュリアを期待していますよ。そのくらいしないとヴァルキュリアの罪には溜飲が下らないので。

 逆境から一転、千載一遇のチャンスが回ってきた極黒のブリュンヒルデ
 来週もセンターカラーだけど、果たしてヴァルキュリアは生き延びることが出来るだろうか?どう考えても残り2・3話の命だろうけど、その舞台から転げ落ちる様を楽しみにしていますわ。

 極黒のブリュンヒルデ 第96話の評価

 満足度 ☆☆☆☆
 SF度 ☆☆☆
 ピンチ度 ☆