広島アンデルセン001

 今回は歴史のある場所で。

 洒落た場所で安らぎのひと時を過ごしたい蔵間マリコです。
 いや~、今日はめっちゃ疲れましたよ。別段、仕事の内容が忙しかったわけでもないし、長い間拘束されていたわけではないんですが、なんかギアが全開にならないというか体の調子が良くないというか。まあ、こういう日もたまにはあるかもしれませんね。
 そういう時は、美味しいお菓子でも食べてもやる気の充填を!!ということで、今日はこんな所へ行ってみました。全国有名雑貨店でも見かけるパン屋『アンデルセン』の総本山『広島アンデルセン』です。
 いや~、アンデルセンのパンをたまに食べますけど、本店でお茶をするなんて初めてですねえ。だって、そりゃあスタバとかサンマルクとは違って、いかにも高級そうな雰囲気が漂っていますから。気にはなっていたけど、なかなか入ることが出来ませんでしたよ。まあ、確かに高い料理(ディナーとかはべらぼうに高い)もありますけど、コーヒーとケーキぐらいなら比較的良心的な値段帯で販売しているから、そこまで気にすることも無かったのですが。

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 ちなみに、この広島アンデルセンの建物は戦前は帝国銀行広島支店として使われており、爆心地から360mというかなり近い距離で被害を受けている。それでいながらも建物としての形がある程度保っており、それを改修して現在はパン屋として使われている。こういった形で戦前の建物が残されているというケースは市内にいくつか残っており、広島アンデルセンもその一つだ。
 ただ、最近は老朽化により完全に建て替えないいけない問題も発生している。歴史的な背景や建て替えるための資金面、立て壊す時の周囲の建物への影響などもありなかなか結論が出せていないようだ。色々と世知辛い話である。

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 話を戻そう。
 店内に入ると、女性店員が「いらっしゃいませ」とお出迎え。ただ単に「いらっしゃいませ」と言うのなら分かるが、わざわざ店に入ったところで待っているからねえ。やっぱり、一つランクが違う感じがするな。
 そして、店内のガラス越しからはパン作りの光景を眺めることが出来る。工場ではなく、一つ一つしっかり手作り、そういったものが直に伝わってきます。

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 そんな高級感溢れる店内で、アイスカフェオレを一服。そして、ベイクドチーズケーキを食す。
 アイスカフェオレ、美味しいですねえ。カフェオレというと普通はあっまあまなんですけど、広島アンデルセンのアイスカフェオレは甘さ控えめ。そして、牛乳は結構強め。それでいながら、コーヒーの味を殺していない。このバランス、このバランスこそがカフェオレですよ。
 一方のベイクドチーズケーキもそれに負けないだけの美味しさ。注文してから焼き、完成したものが目の前に現れるからそれは感動もの。チーズの香りがたまらないし、ふわふわ感が心地良い。ココット皿だから、熱も長い間保っており、なかなか冷めることなく熱々のまま食べることが出来る。これはお持ち帰りのケーキとかじゃあ体験のすることが出来ない美味しさですよ!!

 歴史の店だけあって、それに負けない美味しさの広島アンデルセン
 さて、次回は何を食べようかな?洋食が連続して続いているから、そろそろ和食にでも挑戦したいのだが……。揚げ物とかがいいかな?