発売日まで、あと12日!!

 たんの漫画が大好きで大好きでたまらない蔵間マリコです。
 さてさて月曜日ですので、いつものコーナーに入りますよー。週刊ヤングマガジンで絶賛連載中の岡本倫先生のチートエロ漫画『パラレルパラダイス』の感想のコーナーを。
 いや~、パラレルパラダイスコミックス1巻の発売日が近づくにつれて、気分が高揚していきますねえ。掲載時の面白さをそのままに、コミックスで永久保存。それに加えて、12ページもの加筆修正で更に面白さ倍増。そして、特装版は全36ページ(うち4ページがカラー)の豪華な設定資料集付き!!2週間という休載期間があったのも納得のボリュームですよ。こんなに素晴らしいものが読めるなんて思うと、欲情の泉がドバドバ出ちゃいますよ。あああ、発売日が待ち遠しい!!
 とまあ、テンションがバリバリに高い状態ですが、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 今週のパラレルパラダイス第15話『EAT THE MEAT!』が掲載されましたが、ミサキの魅力が存分に描かれた回でしたねえ。今まではムスッとしたキャラという印象が強かったですけど、今週はそれを吹き飛ばす内容。いや~、ミサキもルーミやリリアちゃんに負けず劣らずのエロ可愛いキャラだ!!
 まずは扉絵だけど、今回は自分が大好きなモナちゃんとリザちゃん。見ているだけで蕩けそうだけど、それと同じくらいに重要なのが、珍しく書かれているサブタイトル。EAT THE MEAT!、これには二つの意味合いがある。一つは先週のパラレルパラダイスの引きから書かれていた一日外出録ハンチョウの出だしの「ああっ・・・・!! それにしても肉が欲しいっ・・・・・・・・・!!」に対する遊びの返し。
 もう一つは、ゲームボーイ初のRPG『サ・ガ』シリーズのファンファーレ、『Eat the Meat』が元ネタである。



 これは完全に30代ホイホイなネタですねえ。これを考えたのは、たんなのだろうか?あるいは、編集部の誰かなのだろうか?どちらにしても、非常に面白いネタである。
 さて、火燐石のお使いクエストとなった陽太とリリアを除くクインテット一行。最初のクエストとしてはそこそこ遠出になることとなったが、いきなり現れたのがギガサンショウウオ。見た目が巨体でどこか蒲田くんっぽさを匂わせるデザイン。しかしながら、毒霧を放つ危険な生物でもある。
 そんな蒲田く……、ギガサンショウウオを前にしたミサキがまさかの「旨そうだな」と発言。どうやらゲテモノ食いらしい。
 これには笑いましたよ。あの気難しそうなミサキが、こんな変な趣味を持っていたなんて。しかし、異世界の人間も果物以外にも食べることができるという情報が明らかになった。となると、ルーミがやたらと果物ばかりを食事に出していたのは、好みの差ということだろうか?
 ギガサンショウウオの乱入により、別行動を取ることとなった陽太とミサキ。その間、陽太はミサキと色々な話をする。クインテットのリーダーの話、陽太の住んでいた国、日本の話、そして初めて出会った男性、陽太の話、姉を殺したカルの話……。どれも他愛もない話ですけど、日本の話をして「それはどこにあるんだ?」と聞いている所が先の展開を匂わせますねえ。言うならば、猿の惑星のラストのシーンだろうか。それへの流れの一つに見える。
 そんな会話をしている最中に現れたのが、ワーウルフ。いいねえいいねえ、ギガサンショウウオといい、ワーウルフといい、いかにもファンタジーらしい。そして弱点を突けば、リザードやカルのように消滅する。ゲーム説という可能性もここら辺が有力なのかもしれません。
 そして、ワーウルフを前にして、やはり食料扱いをするミサキ。しかも、今度はワーウルフで姿造りを振舞おうとする。いや、火が貴重なのは前回でも語られているけどさ、モンスターを生で食べるってどういうことよ?しかも、ワーウルフって亜人種みたいなもんだし。メシマズ女はアニメ版でナナ、カズミ、初菜がいたけど、ミサキはそういうのとは別ベクトルのヤバイ料理を作るキャラだな。
 姿造りはなくなったものの、難なくワーウルフを撃退したミサキ。これで再びクエストを続行……、まさかの陽太が川へとスッテンコロリンのチョンボ。陽太を助けようと手を伸ばすミサキだったが、ここでトラブルが発生。そう、男性との接触、欲情の泉である。
 ここでミサキと交尾をするんですか!?これは交尾じゃなくて、青姦ですよ!!ていうか、ビーフジャーキーの匂いのする欲情の泉って、かなり臭そうなんだけど……。肉食だからミサキの欲情の泉はビーフジャーキーの匂いがする、だとしたら超絶肉食のあいさつおばさんもとい小野寺の欲情の泉もビーフジャーキーの匂いなのだろうか?

 まさかのエッチシーンへと移行したパラレルパラダイス
 次回はコミックス1巻発売ということもあってか、巻頭カラー。ミサキとの交尾を拝みながら、パラレルパラダイスの1巻を読む。なんて素晴らしいことなんだ!!

 パラレルパラダイス第15話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 たん度 ☆☆☆☆
 ファンタジー度 ☆☆☆☆☆