しばらくパラレルパラダイスがないのが辛い……。
倫たんの漫画が好きで好きでたまらない蔵間マリコです。
さてさて水曜日ですので、いつものコーナーに入りますよー。現在、週刊ヤングマガジンでチートエロ漫画『パラレルパラダイス』を絶賛連載中の岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
いや~、3週間のパラレルパラダイスのお休みの期間は辛いですねえ……。2週間については、お盆ということで合併号でお休みというのは仕方ないですけど、合併号明けの号で休載だからな。まさかの3週間お休みは辛い。多分、2週間目の終わりあたりで干からびそうだ。でも、倫たんにも事情というものがある。漫画のことでも、それ以外のことでも。ですから、あまり急かすのもファンとしてはどうかと思います。ですので、ここで正座しながら待っています!!
とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
第62話『そして少女は』
○あらすじ
妹のノノに夢を託すために、焼身自殺を図った兄の悠太。
ノノは急いで自宅の倉庫に向かったが、最悪の事態が待ち構えていた……。
○登場人物
野々宮ノノ、野々宮悠太(幻)、興梠みかげ
○ターニングポイント
・兄の幻
人里離れた崖で号泣するノノ。そこに兄の幻が現れ……。
ノノの言うとおり、兄のフリをするというのはスキージャンプで金メダルを取ることよりも難しいことかもしれない。実際、作中でも何人かに正体がばれているし、ノノもノノで結構迂闊な行動が多い。それでも、兄が命を投げてまで託したことですからね。これを断るのも、非常に難しい話だ。
その最初の行動、というよりもアリバイ作りが火災現場へのUターン。これは辛いですよねえ。ノノが僅かな期待を抱くのも分かるけど、悠太の焼死体を目の当たりにしないといけないのですから。できれば、そんなものを見ないで逃げたかったかもしれない。
・決意
ノノは自らの伸ばした髪を切り、決意する。野々宮悠太になって、金メダルを取ることを。
やっぱり、なんらかが理由で長く伸ばした髪を切るシーンっていいですよねえ。誰かに振り向いてもらうために、何かを断ち切るために、そして何かを決意するために。ノノノノの場合は、最後のパターンにあたるけど、これが一番好きなパターンだ。女の子の髪の毛って、それだけ重要なものですから。
・疑惑
ノノが悠太に成りすますことを決めた一方、ある刑事は倉庫の焼死体を疑っていた。
これは連載が続いていたら、話が続いていたのかもしれない。焼死体を疑った刑事が、ある日、ノノの前に訪れて大ピンチになるような展開が。ただ、見た感じは火野と違って、脅迫みたいなことはしないと思う。ただ、いかに説得するかが重要みたいな話になっていたかもしれない。
あと、この悠太の焼死体と関係あることなのだが、週刊ヤングジャンプ掲載時の最終話で現れた野々宮悠太と思わしき人物は何だったのだろうか?少なくともここで焼死体が現れたのだから、野々宮悠太とは違う何者か?あるいは、その焼死体自体が別人で検死ミスなのか?まあ、考えても詮無いことだろう。
・病院の一室にて
野々宮ノノが野々宮悠太になった経緯も終わり、物語は病院の一室へと戻る。そこでは、意識が戻らない悠太を待つみかげが……。
部屋の間取りを見る限り、ここが普通の病院ではないことにはすぐに気付いたね。流石にスキージャンプでの怪我なんだから、大学病院なりのでかいところに連れて行くのが普通なのに、板張りの壁とかを見るとそうではないことが想像がつくのだから。
それよりも、みかげをどうやってこれから誤魔化すのか、それが当時としては非常に気になったね。流石にここまで駆けつけている以上は、誤魔化すのは非常に難しい話だし。まあ、そこら辺は倫たんのあまり良くないところなんだけどねえ……。
○まとめ
ノノが男装をする理由と決意が明らかになった回。
次回からは、時系列は再び現代に戻り、話が進むが……。
パラレルパラダイスで岡本倫先生を知ったなら、ぜひとも読んで欲しいノノノノ。
ノノノノを徹底的に語るコーナーも楽しいんだけど、やっぱりパラレルパラダイスを読んで、感想を書きたいです。そうじゃないと、本当に干物になっちゃうよ……。
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