来月が楽しみだ!!

 たんの漫画が好きで好きでたまらない蔵間マリコです。
 さてさて水曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。現在、週刊ヤングマガジンパラレルパラダイスを絶賛連載中の岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 いや~、たんのファンとしては来月が楽しみですよねえ。何せ、パラレルパラダイスの2巻と君は淫らな僕の女王の2巻が発売されるのですから。コミックスの発売ほどたんのファンとしては、これほどに嬉しいものはありませんよ。かたや今流行の異世界ファンタジーにこれでもかと言うぐらいにエロをぶち込んだ青年誌ギリギリのチートエロ漫画、かたや圧倒的なエロスで読み切りから不定期連載に昇格し、連載終了後も復活連載まで果たした自制心崩壊エロコメ漫画。両方ともエロがメインですけど、たんならではの面白さが味わえる。あああ、来月が楽しみだ!!
 とまあ、ちょっと熱くなってしまいましたが、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 第68話『約束したでしょ

 ○あらすじ

 IHへの最後の一席を賭けた長野県大会が近づきつつある日、岸谷は良からぬ噂を話す。
 皇帝に対して恨みのある者たちのお礼参りがあると。

 ○登場人物

 野々宮悠太、天津暁、岸谷弘樹、尻屋潔、興梠みかげ

 ○ターニングポイント

 ・お礼参り

 普段から暴力を振るう皇帝。勿論ながら、彼に恨みを持つ者は多かった。
 この会の最大の特徴と言えば、やはりガルーダ。たんとも深い関わりのあるふなつ一輝先生の『華麗なる食卓』の登場人物であるが、名前どおりガルーダの被り物をしているせいか、別世界から来たという異彩感際立ち、笑いが堪えられない。登場しているのは、84ページ4コマ目、85ページ2コマ目、90ページ2コマ目3コマ目、91ページ1コマ目と5コマ(あと、81ページ1コマ目か?)と友情出演的な扱いだけど、ガルーダに完全に持っていかれている。しかも、全部正面を見ているし。なんだったのだろうか、彼は?

 ・ノリコ参上

 スキージャンプの大会前に暴力沙汰を起こして奥信高校IH欠場などという最悪の事態を避けたいため、ノリコとの約束を守るため皇帝は、不良たちを殴れない。そんなところに、ノリコに変装した悠太が現れる。
 悠太も結構機転の利くものだな。咄嗟にみかげから制服を借りて、後ろにある案山子から帽子を拝借して変装をするとは。それもこれも、皇帝がノリコとの約束を守っていたおかげだろう。まあ、即興で変装したせいか、足が寒そうですが。
 そう言えば、悠太はみかげから制服を借りたが、みかげはその間はどうしていたのだろうか?必然的に悠太の制服を着ることになるのだが、多分、悠太の温もりに悦に入っていたのかもしれない。

 ・暴力解放

 ノリコに手を出した不良たち。助けを求めるノリコ。すると、皇帝は……。
 この流れ大好き!!喧嘩が強いキャラが何らかの理由で暴力禁止になる→それをいいことに不良たちが袋叩きにする→現れたヒロインに手を出す→正当防衛成立による暴力解放→敵全滅は。今まで溜めていたものを爆発させる、ストレスからの解放の快感は勧善懲悪展開としては王道ですからね。今回の件も十分正当防衛(過剰防衛でもあるが)が成立する理由になりますし。
 あと、「お前ら全員――皆殺しだ!!」の顔芸が好き。ああいうのがあるから、倫たんらしさがあってたまらない。

 ・キスマーク

 無事、ノリコを救出できた血塗れの皇帝。その御褒美に皇帝は……。
 いけないですよ、好きでもない相手にキスをするのは!!キス魔のにゅうでもないのに、キスをするのは。幸い頬だったから、冬の川に突き落とされただけで済んだかもしれないけど、唇を奪っていたら簀巻きにされたまま川に突き落とされていそうだな。そのくらいはやっているわけだし。ただ、俺も皇帝みたいにキスがしたい!!

 ○まとめ

 長野県大会の前の箸休めとも言える回。
 次回からは最後の一席を賭けた長野県大会。勿論、ジャンプでも問題が起こるが、それ以外にも大変なことが……。

 今読んでも面白いノノノノ
 パラレルパラダイスを毎週書きながら、ノノノノも振り返る。なんと素晴らしいたんライフだろうか。たん最高!!