考察というよりも、個人的な雑感というか。
可愛い女の子も重要だけど、強い男もそれと同じくらいに重要だと思う蔵間マリコです。
いや~、パラレルパラダイスは何度読んでも面白いですねえ。エロは勿論のことですけど、個性的なキャラクターたちに、倫たん独特の台詞回し、そして異世界の謎。読んでいて想像やら妄想やらが広がって、元気があっという間に充填される感じです。
しかし、個人的にその魅力を牽引しているのが、主人公の太多陽太だと読んでいる時につくづく思う。他の魅力も素晴らしいですけど、やはり陽太がいてこそのパラレルパラダイス。いないとパラレルパラダイスが成立しないと思うぐらいです。
というわけで、今回は主人公の太多陽太の魅力を自分なりに語りたいと思う。というわけで、当然ながらネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
・太多陽太のここがすごい!! その1
『とにかく肉食系な主人公』
これは、極黒のブリュンヒルデの村上良太も言えることだが、太多陽太に魅力を感じる点の一つ。
最近のアニメや漫画はヒロインを立てるために、主人公が消極的な草食系主人公という傾向が強い。それはそれでありなのかもしれないが、自分は好きではない。やはり主人公が物語を引っ張っていかなければ、それは主人公ではないからだ。
その一方で、太多陽太はまさにガッツリと女の子たちに攻めに行く肉食系。交尾を行うにしても恥らうこともなく行い、時としては焦らして相手を心から屈服させる。それでいながらも、女心を『超めんどくせえ』と内心思う。
ここまで行くと肉食系というよりも、男尊女卑の類に近いかもしれない(というよりも、倫たんの漫画はその傾向が強い)。でも、漫画だからこそそういったものをぶちまけてこその漫画。圧倒的なパワーで、ヒロインを引っ張ってナンボだ。
・太多陽太のここがすごい!! その2
『交尾に対して積極的』
これは1番目に関係することでもあるが、個人的にはとても重要な点。
ラブコメとかだと何らかの理由をつけて、本番寸前でストップが入ることが内外の要因としてある。ハッキリ言って、自分は嫌いだ。何でやるところまでやっているのに、こんな中途半端なところで止めるんだ?お前はインポなのかと言いたい。
でも、パラレルパラダイスの陽太は違う。最初こそは段階的であったが、第10話でルーミと交尾をして以降は殆どの場面でフィニッシュまでしている。このまさに盛り時の高校生男子って感じで、欲望に対してとても忠実なあたりが大好きだ。寸止めなんていらねえ、やるなら最後までやるんだ!!
・太多陽太のここがすごい!! その3
『引く時はしっかりと引く』
しかし、だからと言って攻めばかりじゃない。引くところはしっかり引く、これがその1とその2を纏める要素だ。
例えば、ハルに対して交尾をして嫉妬深い神の呪いから解放するために交尾をしないかと言った所、ハルには断られてしまう。好きでもないのに交尾をするのは嫌なハル個人のプライドの問題だ。だけど、陽太はハルの意見を尊重しながらも、嫉妬深い神の呪いから解放する手段を探すことに決めた。結果として、ハルは崩月で死んだが、ハルのプライドを守ることができた。
それとか、今週のテラゴーレム戦後の陽太の独白。今までは上手くいっていたけど、テラゴーレムとの戦いでただの思い上がりだと思い知らされた。そして、ルーミのおかげで助かった。この自らのミスを反省する心と、同時に相手に感謝をする心。ガッツリ肉食系だが、こういうのはしっかりとあるから好感が持てる。これがないと、ただの傲慢な高校生だ。
これが個人的に太多陽太の主な魅力かな?他にも色々とあるけど、書いているとキリがないからね。
さて次回以降、陽太はどんな魅力を披露してくれるのだろうか?ベッドヤクザぶりもいいけど、それ以外の面でも魅力を発揮してほしいものだ。
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