ちから カレーうどん

 これも広島の味だよねー。 

 広島の味を愛している蔵間マリコです。
 今日は予約していた地元の歯医者で、親知らずの抜歯手術前のメンテナンスを行いました。自分としては、毎日しっかり医者に言われたとおりに歯を磨いていたから大丈夫だと思いましたが、ちょっと大変なことが分かりましてね。どうやら、歯石が歯肉の間に出来ているようで。親知らずを抜く前に、それらを除去しないといけないこと。
 いやー、もう、お金がかかるから病院には行きたくないんですけど、このまま放っておいたら歯が大変なことになるなんて言われましたからねえ。ちゃんとやっていたと思っていただけに、これは憂鬱。やっぱり、30代になると体の色んなところからボロが出始めるんだな。
 とまあ、ちょっとショックだった午前の出来事ですが、それでも腹は空くもの。今日は市内に出る予定がなかったので、地元で昼飯を済ませることに。ただ、歯医者が終わったのが結構早かったので、お好み焼きや吉牛を食べるにも、持ち帰るにも困ったもの。どうしたものか。
 そんな時に、ちょうどいいお店があることを思いつく。広島県人なら間違いなく知っているであろううどん屋の『ちから』である!!

 ちからというと、広島県の中心部をはじめとした県内に31店舗ほど存在するうどん屋である。赤い筆文字の看板が目印で、非常に目立つ。
 この店の最大の特徴はというと、うどんをお持ち帰りできるという点だろう。それも店で作ったものを使い捨ての器に入れたものと、家で作れるようにパック分けされたものの2種類を選ぶことができる。そのおかげで、交通警備や工事などの外の仕事をする人間にも好評だし、土日の昼食も家で簡単に済ませることができる。勿論、店でも食べることができる。
 それとちからのうどんのもう一つの特徴は、ラーメンが存在するということ。これはパックでのお持ち帰りはできないものの、これがなかなか美味いんですよね。あっさりとしながらもコクのある醤油豚骨スープに、スープと相性抜群の細麺、そして脂っこさを取り払ってくれるネギともやし。スタンダードではあるけど、それだけに愛されている味であるのは確かだ。
 ちなみに、ラーメンのみを出しているちからの店も存在する。そちらは、ラーメンに特化しているだけあって、普通のちからのラーメン以上に美味い。下手をすると、個人経営のものよりも美味しいかもしれない。
 とまあ、説明が長々となってしまったが、今回買ったのはカレーうどん。いつもはてんぷらうどんを買うけど、たまには気分を変えたいと思ってね。味は、当然ながら美味い。カレーのスパイシーさと、うどんのモチモチ感、ネギの青臭さのアクセント。それだけでも十分美味しいんだけど、そこに生卵をドボン!!それによってパワフルな風味がまろやかになり、優しい味わいになる。そして、最後は残った汁にご飯を投入。これがジャスティスですよ!!

 広島県のうどんの代表とも言えるちから
 外国人にも人気があるし、広島で手早く食事を済ませたいという人は、ぜひ立ち寄るといいかもしれない。かなり満足するはずだ。