う~、また失敗した……。
なかなか思うように書けない蔵間マリコです。
久しぶりですけど、投稿用の新作ライトノベルの進捗状況の報告でーす。去年の10月あたりからコツコツと書き始めたオリジナルのファンタジーもののライトノベルですが、無理でした!!自分は3月に完成させようと目標を決めていたのですが、色々と無理だと痛感させられました!!いや、やる気がなくなったとかそういうわけじゃないですよ?でも、ファンタジーものを書くのに、まだまだ足りない部分がいくつかあったと実感します。
というわけで、今回は執筆中だったライトノベルの失敗した理由を考えてみたいと思います。掲載もしていないからなんとも言えないかもしれませんが、あくまでも個人的な戒めとして残すという意味合いが強いので、そこら辺は許してください。
○ファンタジー世界を描くだけの知識が足りなかった。
これが新作を描いていて、一番痛感したもの。
自分はファンタジーものは、SFものと同じくらいに好きなジャンルだ。だから、自分でも書けるんじゃないかと思っていた。
でも、実際に書いてみると、膨大な知識が要求されることが判明して……。騎士や王族の礼式や風習、ファンタジーものにおける小道具、モンスターの造詣などなど……。それらをどう表現するかという技術力は勿論のこと、それに対しての知識が全然足りない。ファンタジー関連の造詣についてのホンも数冊買ったし、ネットでも調べたりしたのですが、それでも全然経験値不足でして。これが一番無理だと感じた要素でしたね。
○ガチガチにシナリオ・設定を固めすぎた。
これは、前回打ち切りにしたライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』の反動によるもの。
カノゴクの場合は設定こそ書いていたものの、設定が思っていた以上に少なく、だんだんとぶれていって、上手くいかなかった。だから、今度は徹底的にシナリオ・設定を固めて作っていた。そしたら、今度は話を書こうにも硬直しちゃって……。そのせいで、自分の思うように話を進めたいと流れさせようとしても、ガチガチに固めているから進めることができない事態に。極端から極端は、あまりいい結果が出ないものだな。
○自分が想像していたものと違って、あまり面白くなかった。
これについては、2番目の理由とは逆。
カノゴク自体は、数年間ほど書きたいものとして温めていた。結果として打ち切りではあるけど、楽しく作品を書けた。それに対して、今回書こうとしていたライトノベルは、思い付きが始まりだった。そのため、最初こそは楽しかったものの、ある程度経つと楽しくないことに気が付く。「思っていたものとは、なんだか違う」と。その感情が徐々に大きくなって、最終的に投げてしまった。
○他に書きたいものができた。
これについては、単純明快。
ファンタジーものよりも、サイバーパンクのライトノベルが書きたくなったんですよね。ニンジャスレイヤーを読んでるのもありますけど、あの独特の世界観を自分でも再現できるんじゃないかと思いまして。勿論、これも思い付きかもしれない。ただ、これを思いつきにせず、ちゃんと一つの作品として完成させたい。その気持ちが、ファンタジーもののラノベよりも勝りまして。結局は、サイバーパンク小説に鞍替えしました。
なかなか上手く書けないオリジナルのライトノベル。
今は、東京を舞台としたオリジナルのサイバーパンクライトノベルを執筆中。サイバーパンクものが受けるとは思っていないけど、それでも筆は前のファンタジーもののライトノベルよりもスラスラと書けている。カノゴクもそうだけど、個人的にはSFのほうが向いているのかもしれない。
コメント
コメント一覧 (2)
創作、ご苦労されているようですね。
これまでの5年間で蓄積した経験は無駄ではないので、いろいろと試してみるといいですよ。
その上で、「プロットを立てて完結まで作り上げる(文庫本1冊分くらいのイメージで)」ことを意識してみるといいかもしれません。達成感もありますし。
あと、賞や「〜なろう」で見てもらうためには、まだまだ流行っている「異世界転生チートハーレムもの」に挑んでみるのもいいかもしれません。その他のジャンルに比べて圧倒的に閲覧数が高くなりますし、「異世界転生もの」はガチのファンタジーに比べて世界観が緩くても許されてますので、制作上の負担が少なくて済みます。
何はともあれ、頑張って下さい!
時間差コメント失礼しました。
確かにガチガチのファンタジーは、やっていて非常に難しいことをこの失敗で確認させられました。
ただ、チーレムもやはり肌に合わない部分がありまして……。
だから、自分が今持っているもので出来るベストを尽くせる作品というものを書きながら模索しています。
閲覧数は少ないかもしれませんが、まずは完成させる。そこからスタートですから。