異世界ファンタジー漫画もいいけど、スポコン漫画もね!!

 ひと癖もふた癖もある作風が大好きな蔵間マリコです。
 さてさて水曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。現在、週刊ヤングマガジンで異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』を絶賛連載中の漫画家、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 いや~、ノノノノを徹底的に語るコーナーもそろそろ3分の2に差し掛かりそうなところまで進みました。連載時に感想を書いていたのに、もう1度同じようなことをする人なんて、周りから見れば変なことをしている人に見えるかもしれません。実際、それは間違っていませんし、自己満足の部分が強いコーナーであることも間違いないですけどね。でも、今でもノノノノは好きだから、こうやって振り返って纏めたりしている。それにこれを読んで、一人でも岡本倫先生のファンが増えてくれると光栄ですからね。やはり、面白いものは分かち合ったほうがいい。
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入らせてます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 第92話『笑顔の行方

 ○あらすじ

 火野の卑劣な行為と、誕生日を祝う仲間たちによって涙のクリスマスとなった悠太。
 しかし、逮捕された火野はまだ諦めていなかった!!

 ○登場人物

 野々宮悠太、天津暁、興梠みかげ、岸谷弘樹、尻屋潔(イメージのみ)そら、与田、火野

 ○ターニングポイント

 ・諦めない火野

 実刑を間違いなく喰らうことなった火野。しかし、彼は悪知恵が働いていた。
 まあ、出所する前に打ち切りになってしまったから永遠に檻の中ですけど。しかし、火野が模範囚として出所できるなんてとてもじゃないけど考えたくない。でも、火野のことだから絶対に反省しているフリをして2年で出そうだ。その後のことは、前回・前々回で話したとおりになるけど、きっと狂人扱いで終わっていたんだろうなあ……。

 ○悪運強い岸谷

 岸谷の怪我は幸いながら命に関わるものではなかった。しかし、決して軽いものでもなかった。
 岸谷の考えも分かるんですけどねえ。悠太のせいで岸谷が怪我で出場できなくなったら、それこそ悠太のジャンプに響く。でも、IHのジャンプが原因で死んだらそれこそ、悠太は二度と飛べなくなる。岸谷が怪我を隠してまでジャンプをすることは相当な賭けではないのだろうか?まあ、岸谷はそのぐらいことをしないと許されないのかもしれないが。
 しかし、岸谷は未だに皇帝のことを悪く言うのもどうかと思う。確かに性格は壊滅的だけど、結局は色々なところで助けられているし、後の場面でも岸谷を気遣っていることが描かれいてる。まあ、石ころみたいに飛べと言われたのが大きいのだろうなあ……。

 ○空元気

 クリスマス兼誕生日以降、どことなく元気のない悠太。そんな悠太を心配するみかげとそらだが……。
 みかげの家に長居するそら。これがパラレルパラダイスなら別々の部屋に寝るんじゃなくて、悠太と一緒に寝て、3人でレズ交尾なんて展開になっているだろうなあ……。そこに竿役の天津なんかがいると最高だけど。
 それはともかく、そらは悠太がノノであることは分かっていても、好きなのかもしれない。ある意味、今いる悠太は生き写しとか、忘れ形見とかそんな存在ですからね。みかげがいなければ、恋愛に発展していたかもしれない。

 ・あけましておめでとう

 快復から程遠いものの、なんとか退院して悠太の前に現れた岸谷。その姿に、悠太は涙する。
 今の悠太にとって、岸谷の元気な顔が見れるだけでもそれで良かったのかもしれない。もし、このまま岸谷がいないまま大晦日を過ごしていたら、確実にジャンプに影響していたかもしれないしね。こういうのは早ければ早いほど、心の傷は浅く済むのなら、それをしないという手はない。まあ、ナイフで刺されたのに1週間で出回るのは相当危ない気もしますが。

 ○まとめ

 岸谷と火野の一連の事件の終わりを告げた回。
 岸谷の怪我についてはもう少し先で触れることになるが、その前に色々なキャラにスポットが当たる。その第一弾があのキャラである。

 様々な展開で読者を楽しませるノノノノ
 来週はパラレルパラダイスが合併号でお休みだから、ちょっとテンションが低いかもしれない。まあ、1週間ぐらいならどうにでもなるだろう。