広島は1日遅れなので、予定を変更して。

 たんが好きで好きでたまらない蔵間マリコです。
 いや~、岡本倫先生のパラレルパラダイスのインタビューが掲載されたフライデーDynamiteが見つかりませんでした!!何故なら、広島だと1日遅れだからです!!
 写真週刊誌の類なんて買わないから、地方は1日遅れだというのはすっかり忘れていましたよ。しかも、フライデーフライデーでも、フライデーDynamiteだというのを知らずに、フライデーを探していましたし。色々と抜けているところが自分らしいというかなんというか。ちゃんと下調べしてから、買いに行けばよかったよ……。
 とまあ、うっかりミスで非常に残念な一日になりましたが、代わりに今日はノノノノを徹底的に語るコーナーを更新したいと思います。明日はインタビューの感想を書きますしね。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 第93話『君はカンペキ

 ○あらすじ

 火野に刺されたものの、なんとか回復し、悠太の前に現れた岸谷。
 大晦日も仲間たちと過ごし、新たな一年が始まる……。

 ○登場人物(青字は新キャラ)

 野々宮悠太、天津暁、興梠みかげ、岸谷弘樹、佐藤健

 ○ターニングポイント

 ・ありふれた名前

 奥信高校の生徒の一人、佐藤建。彼は生まれてこの方、冴えない人生を送っていた。
 もし、岡本倫の漫画のモブにスポットライトを当てたらどうなるのか、そんな感じで生まれたのが佐藤健だと思う。別に何が秀でているわけでもなく、積極的でもなく、特長的な外見をしているわけでもない。普通なキャラは倫たんの漫画でも結構いるけど、モブという意味での普通というと佐藤健は意図的なものであろう。
 しかし、佐藤建という名前が100万人もいるとは思わないし、読み方を変えれば、仮面ライダー電王の主人公にもなる。もうちょっとポジティブになろうよ。

 ・壮絶に美少年

 しかし、そんな彼にも焦がれる存在がいた。同じクラスの野々宮悠太である。
 この回の悠太は、いつもと違う点がある。唇にカラートーンを入れているという点だ。これは、佐藤建が悠太のことを好きだからということも、美化して描いているのだろう。個人的には、普段と見慣れた悠太とちょっと違うからムムムとは思いましたが。
 そんな悠太にお熱の佐藤くんですが、悠太が女であることはある意味ラッキーだったかもしれない。これがノノの兄のほう悠太や村上良太だったらどうなっていたのだろうか?小五郎あたりが面白がるだろうけどさ。

 ・野々宮悠太の仲間たち

 そして、悠太には仲間がいた。興梠みかげに、天津暁、そして岸谷弘樹。
 ここのシーンは、佐藤と悠太との温度差が面白い。佐藤にとって悠太たちは羨望の的であり、到底中に入れるものではない。その一方で悠太は悠太で親友がほしいけど、自分の正体がばれたくないから距離を置くしかない。そんなギャップ感がたまりません。
 しかし、佐藤の岸谷に対しての物言いはかなり酷い。確かに岸谷は小市民だけどさあ、少なくとも悠太に対してアプローチを仕掛けた結果もあるから、あそこにいるのよ?ただ釣り針を垂らしていたらつれると思うなよ?ていうか、お前は釣り針すら垂らしてないじゃん。

 ・悠太の努力と快く思わない者たち

 しかし、佐藤の消極的な考えかたもすぐに変わった。森の中、悠太はバーベルを持って必死にトレーニングをしていたからだ。
 天才だからといって全く努力をしないわけではない、それは当然のことだけど、それを佐藤は知った。それはとても明日が少しでもよくなるための何かをアクションしないとね。まあ、佐藤はそれをとんでもない方向でやってしまうわけだが。
 そして、ラストにインテリ系っぽい男とガラの悪い男が数人。どうなるかは言うまでもないのは、当時も思ったものだ。

 ○まとめ

 モブっぽい新キャラが登場した回。
 もし、連載がもっと続いていたら佐藤健はどんな出番が待っていたのだろうか?これはちょっと想像がつかない。

 今読んでも面白いノノノノ
 明日は絶対にフライデーDynamiteを買わないと!!たんの久々のインタビューは永久保存しないと!!そうじゃなきゃあ、一生後悔してしまう!!