倫たんの漫画が早く読みたい!!
影ながら倫たんを応援している蔵間マリコです。
さてさて水曜日ですので、いつものコーナーに入りますよー。現在、週刊ヤングマガジンで異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』を絶賛連載中の漫画家、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
やっぱり辛いですよねえ、休載の週は。求職中の自分が言える身じゃないですけど、月曜日にパラレルパラダイスを読んで気力を補充するのですが、それができないとどこか力が入りませんからね。倫たんにも色々と事情があるのは仕方ないですけど、自分にとっては栄養源みたいなもの。早く月曜日になって、倫たん成分を補給したいものだ。
とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
第95話『どうせ夢なら』
○あらすじ
普通科とのいざこざが理由で、ようやく野々宮悠太と知り合いになれた佐藤健。
しかし、彼は悠太が秘密を隠していることを知らなかった……。
○登場人物
野々宮悠太、興梠みかげ、佐藤健、真岡護、笹宮宙、赫和也
○ターニングポイント
・青年の煩悩
先日の件が原因か、風邪を引いてしまった佐藤。そんな所に全裸の悠太、それも女性の体で現れる。
なんていうか、この回は青年誌らしい内容だと思う。昔から青年誌に一定数性転換ものがあるけど、第95話はその性転換ものの1話を刳り抜いたようなようだ。性転換した主人公あるいは相方をオカズに抜く。丸められたティッシュペーパーがあるところは、ヤンジャンっぽくて素晴らしい。
ちなみに、自分は倫たんの漫画のキャラで女体化とかはあまり考えたことはない。悠太(本物)も、良太もユカ一族だからイマイチ女体化というのはイメージに合わないし、鷺坂ちゃんはスーパー女の子だから価値があるわけだしね。
・妄想と現実の境界
そんな妄想に耽る佐藤の前に、本物の悠太が現れる。しかし、彼は妄想だと勘違いし……。
これ以前までの描写は比較的大人しめだったが、突如として倫たん節全開になるから面白い。突然、一人語りをはじめ、悠太のズボンを脱がそうとする。そして本物であることに気付き、2階から飛び降りる。この流れがスムーズかつ滑稽だから、本当に面白い。
特に2階から飛び降りるシーン。ノノノノでは高いところから落ちるシーンは、スキージャンプに限らずとも多いけど、この大袈裟なリアクションがいかにも倫たんらしい。このエネルギッシュな作風、自分も見習いたいものだ。
・ショック
酷い勘違いをしてしまい、ショックのあまり布団にこもる佐藤。しかし、悠太は気にしておらず、寧ろ友達になってほしい言うほどだった。
残念だよなあ、このあたりの設定。連載が続いていたらどうなっていたか分からないけど、打ち切りになってしまったから佐藤絡みのイベントはこれが最後ですから。もし、連載が続いていたら勘違いネタなんかがまたあったかもしれない。
しかし、悠太はオナニーをしないのだろうか?流石に高校1年生でオナニーを知らないって、コウノトリが赤ん坊を運んでくると思っていそうだ。というよりも、保健体育とかで習わなかったのだろうか?
・高校生とは思えぬ身体能力
その一方で、雪野高校の切り札である赫は専門の機関を利用してトレーニングをしていた。
スポーツドクターの言うには「スキージャンプをさせるのはもったいないぐらい」と言っているが、赫はスキージャンプ以外だとどんなスポーツが向いているのだろうか?やっぱり、巨体を生かしてのバスケットボールあたりだろうか?なんか意外にイメージできそうだ。
そして、みかげに向かって「おなにーってなに?」と聞く悠太。流石に察しようよ……。
○まとめ
佐藤が岡本倫の作風に感化され始めた回。
さてここからはしばらく強豪校の回が続くが、昔と今とではどう印象が変わるものだろうか?何度も読み直しているけど、ちょっと楽しみだ。
異世界ファンタジーもいいけど、スポコンも素晴らしい岡本倫先生の漫画。
自己満足とはいえ、これを読んで、岡本倫先生のファンが一人でも増えてほしいものだ。面白いものは、一人でも多くの人と分かち合いたいしね。
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