3日連続たんのネタで。

 寝ても覚めてもたんの漫画のことで頭が一杯な蔵間マリコです。
 さてさて水曜日ですので、いつものコーナーに入りますよー。現在、週刊ヤングマガジンで異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』を絶賛連載中の漫画家、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 いや~、先日一昨日とパラレルパラダイスの索引を更新しましたけど、やはりあらすじを書いているほうが様になりますねえ。ただ話数のリンクを貼って終わりだと味気のないものでしたが、あるとかなり見栄えが良くなったと思います。まあ、文字通り独断と偏見の塊ですし、相変わらず下手糞な説明ではありますけど。
 それはともかく、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。 

 第103話『選手宣誓!

 ○あらすじ

 IH会場に続々と集まる強豪校の選手たち。
 そんな中、悠太はある人物に正体をいきなり看破されてしまう……!!

 ○登場人物

 野々宮悠太、天津暁、岸谷弘樹、尻屋潔、新宮学(回想)、真岡護、笹宮宙、赫和也
 伊東賢一、綾、下里翼、園部隆、細井、鷺坂慎之介

 ○ターニングポイント

 ・オトコノコとオンナノコ

 突然、謎の少女に正体を見破られた悠太。悠太はそれを取り繕うとするが……。
 雰囲気からして明らかに男の娘だというのは、リアルタイムでも初登場の時点で予想がついていた。ただ、それ以上に重要なのは、このキャラのバックボーンと作品のコンセプトに対してのアプローチ。前者については、いかにも倫たんらしくぶっ飛んだ過去を持ったキャラだったけど、男装のスキージャンパーに対して、男の娘のスキージャンパーを出したのはなかなか面白い発想だと思う。
 それに対して、鷺坂ちゃんに看破されたことに涙する悠太。それを深く追求せずに、味方になるあたりが本当に優しい。鷺坂ちゃんの場合は別に隠して生きていたわけじゃなく、性的マイノリティとして虐められたことがある。それに対して悠太は、性別を隠さないといけないために肩身の狭い思いをしているし、レイプにも遭った。正体を知っている人物は与田とそらがいるけど、性的なことで話せる相手は鷺坂ちゃんぐらいだろう。もし、連載が打ち切られなかったら、そういったイベントがあったかもしれない。

 ・遅れてきた男

 車のトラブルで遅刻してしまった遠野実業の選手たちは、雪野高校の赫とニアミスをする。
 赫が一人で風の声を聞いていたというのは、所謂ルーティンの類かもしれない。多分、それをなしで選手宣誓でもしたら「あ、あああああななったちであ、まっ、またく、わた私のあいってにならららないっ」みたいな恐ろしく説得力のないものになっていたかもしれない。それは有り得ないけど、それはそれで可愛いけどさ。

 ・傲岸不遜な選手宣誓

 各県の選手が集まり、ついに開会式が始まる。しかし、そこで赫が予想だにしないことを言い始める。
 別に赫に限らないけど、こういう不遜な態度や台詞回しが多いところはノノノノのあまり好きじゃない部分だ。確かにアスリートは負けず嫌いなぐらいじゃないとやってられないのは分かるけど、どうしても嫌味な部分が目立ってしまう。まあ、それも作品として必要なところでもあるけどね。
 でも、赫は高校時代は暴れまわってもいざオリンピック選考会になると落ちそうなタイプだと思う。なんていうか負けを知らないから、バッキバキにへし折られて立ち直れずに、そのまま失墜するんじゃないかと。逆にアナルショップ先輩みたいに、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び経験を味わった人間のほうが伸び代があると思う。勝ちの喜びとそれに胡坐をかからない努力、負けの悔しさとそれからの復帰、そういうのは早いうちに知っていたほうが強くなれると思うぞ。

 ○まとめ

 鷺坂と赫をメインに話が進んだ回。
 しかし、まだまだひと癖もふた癖も強いキャラが登場するのがノノノノ。そして、それが次の回である。

 話もキャラも見所が多いノノノノ
 残す話数も40話もない。しかし、それでもまだ40話もある。残す話も、先の話のように熱く語りたいものだ。