風都探偵

 ビルが溶け、人が死ぬ。それは、この街ではありふれた出来事。

 特撮のコミカライズも悪くないと思う蔵間マリコです。
 今日はアイスやジュースを買うついでに、地元の複合書店でちょっと気になっていた漫画を買いました。その漫画は、平成仮面ライダーシリーズの中でも根強い人気を誇る『仮面ライダーW』の続編、『風都探偵』を。
 仮面ライダークラスタでは話題になっており、TVCMも同様に話題になっているところから自分も気になっていたんですよねえ。なんせ、仮面ライダーWは毎週楽しみにしていた作品の一つでしたから。戦闘シーンは勿論のことですけど、ハードボイルドならぬハーフボイルドな左翔太郎と安楽椅子探偵で魔少年なフィリップのW主人公が怪事件を解決していくスタイルが結構好きでして。目の付け所も違う展開も見所でしたし、厳しい朝も何とか起きてみていましたね。
 さて、風都探偵の感想ですけど、まさに続編に相応しい内容だった。本編の雰囲気をしっかり保ち、それでいながらも青年誌だからこその描写を描き、漫画としての意義を見出している。懐かしのキャラも登場するし、新ヒロインのときめや新たなる敵『』もなかなか魅力的だし、仮面ライダーのコミカライズがここまで面白いものとは思わなかった。
 翔太郎とフィリップの元へと転がり込む事件とときめと裏風都の謎。戦いを通して、どのような真相が見えてくるのか。これからが楽しみだ。

 とまあ、初めての仮面ライダーのコミカライズに満足な本日ですが、今日はちょっと特撮のことにでも話したい。
 いきなりのことですけど、自分は実は特撮にはそこまで熱を入れている人間ではない。ガンダムは毎週欠かさないぐらいに大好きな人間だけど、特撮については昔からどうしてかそこまで「見たい!!」という感じではなかった。平成仮面ライダーも作品によっては飛び飛びだし、ウルトラマンは広島だと放送されていない作品が多いから触れる機会が殆どなかった(最近は、怪獣酒場で興味を持ったぐらいか)。だから、このブログでも特撮の話はあまりしていない。
 でも、仮面ライダーは好きな作品は好きな作品として存在している。今回話した仮面ライダーWもそうだし、他にもアギト龍騎電王フォーゼエグゼイドあたりが好きだ。
 中でも龍騎は特に好きだ。当時としては斬新だった仮面ライダーバトルロイヤル形式に、仮面ライダー初の悪の仮面ライダー、過酷なストーリー展開、そして衝撃的なラスト。朝観るには結構過激なストーリーですけど、これのおかげで小林靖子先生のファンになりましたね。
 まあ、特撮オタクなんかに比べると遥かに知識もないですし、そこまでのめり込んだ作品も多いわけじゃないですけど、少なからずとも影響のあった作品群ですね、仮面ライダーは。

 何かと記憶に残っている仮面ライダーシリーズ。
 次の平成仮面ライダーラストになる仮面ライダージオウはどうなるのやら。公開時点で色々とネタになっているけど、放送されるとそのレッテルを払拭させるだけ面白い作品は多いですからね。そういうところにも期待したいところだ。