冷やし中華

 冷やし中華始めました。 

 冷たい麺は、夏の風物詩だと思う蔵間マリコです。
 今日は、家にあるものを使って昼飯を作りました。本当なら、家の近くの食堂で飯を済ませるか、お好み焼き屋に行くか、ほっともっとで弁当でも買おうとも考えていた。ただ、外は死ぬほど暑いですし、あまりお金を使いたくないですからね。というわけで、家にあるものでパッパと昼食を済ませました。
 で、作ったのは冷やし中華。まあ、作ったといっても、錦糸卵を作って、胡瓜を千切りにして、麺を茹でたぐらいですけどね。それでも、滅多に料理を作らない自分からしても充分料理の類ですからね。
 味については、我ながらなかなか美味い。錦糸卵がちょっと硬くなったのが残念だけど、それ以外は悪くない。麺も芯まで茹でているし、冷たくてもっちりしている。サラダチキンも、ハムも、胡瓜もゴマダレとの相性抜群。欲を言えば、エビともやしとカニカマとネギでもあったら最高だったんだけどね。まあ、あるもので作ったからそこは仕方ない。

 とまあ、冷やし中華を堪能した本日の昼ですが、実は昔は冷やし中華が苦手だったんですよねえ。
 理由は、麺に胡瓜が混ざった時の食感が苦手だったり、甘酢タレの甘さが苦手だったし、マヨネーズを混ぜると汚い感じが好きじゃなかったんですよ。だから、中華料理屋に行っても絶対に食べなかったし、コンビニで売っていても冷たいラーメンを買うのがお約束だった。
 でも、突然、冷やし中華が食べられるようになったんですよね。切欠は忘れましたけど、知らないうちに苦手意識がなくなったというか。マヨネーズについては相変わらずですけど、今だと普通に食べられる。
 これを考えると昔は苦手だったものが、色々と食べられるようになった感慨深く思う。温かいかけそばは匂いと味が苦手だったけど、今は問題なく食べられる。野菜炒めも子供の頃は苦手だったけど、今じゃあ野菜の有り難味が分かる。バナナとか、スイカは相変わらず苦手だけど、随分と食べられるものが増えたものである。やはり、食べられるものが多いということはいいことだ。

 大人になってようやく魅力が分かった冷やし中華。
 広島の中華料理屋には、美味しい冷やし中華はないだろうか?広島の冷たい麺は、呉冷麺があるからねえ。ライバルがいる以上は、探すのはなかなか難しそうだ。