チマチマ遊ぶのが大好きな蔵間マリコです。
　今日は、今までみんなに隠していたことを話したいと思います。自分が提督（艦隊これくしょん）であることは、このブログを読んでいる人なら知っているかもしれません。ですが、提督以外にも、兼業しているものがあります。実は、最近、殿もやっているんですよね。すなわち、タワーディフェンス型ブラウザゲーム『御城プロジェクト:RE～CASTLE DEFENSE』をプレイしているわけです。
　切欠はというと、本当に他愛無いことである。艦これが２期に移行する際、自分のノートＰＣで艦これ２期がプレイできるかどうかを調べるためのベンチマークテストとして触れたんですよね。そしたら、思いの外に城プロが面白くて。所謂パズルゲームみたいな要素が強くて、どこに艦娘城娘を設置して、敵の進路を妨害するかそういったものを試行錯誤する面白さがあるんですよね。勿論、なかなか上手くいきませんけど、これがピッタリはまった時の爽快感がたまらなくて。
　特に丹下桜さんが声優しているプラハ城が最高に愉快。声やデザインが可愛いのは当然ながら、全城娘屈指のダメージ計略で敵が全滅する光景は、まるでムスカ。やはり火力こそがパワーですよ！！


　とまあ、提督時々殿をやっている今日この頃ですが、この手のゲームをやったり、見たりするたびに思うことがある。人気ゲームの裏には、人気の出なかったブラウザゲーム・ソーシャルゲームが死屍累々としているんだなと。
　自分のやっている艦これなんかは、空前絶後と言っていいぐらいに成功をしたが、元々は１年でたたむなんて話もあった。もし、様々な偶然が重ならなければ、他の泡沫ゲームのように消えていただろう。そうなっていたら、自分の人生だってかなり変わっていたかもしれない。
　それが全く人気の出なかったゲームだったら、どうなるのだろうか？ＴＶＣＭや雑誌の広告を流したりして、一人でも多くの人にプレイしてもらおうと企業努力をした。しかし、クリエイターたちの願いは叶わず、人気が振るわず、日陰者となり、１～２年でサービスが終了する（中には色々トラブルがあってリリース前に終わるゲームもあるが、それは別の話）。そして、「そんなゲーム、そう言えばあったな」程度の認識で記憶に残らない。それはクリエイターたちにとっては、耐え難いものだろうし、創作物として悲しいことだろう。
　でも、そんな不人気のゲームでも、そこに思いを馳せる人間は少なからずともいる。クリエイターは勿論のこと、そのゲームをサービス終了まで楽しんだプレイヤーだ。他の人にとっては下らないことかもしれないけれど、自分はその下らないことがとても大切なことだと思う。その人にとって、そのゲームで得たドラマや思い出、そういったものが間違いなくあるのだから。
　きっと、自分もそういうサービスがすぐ終わるゲームに出会うかもしれない。いや、今やっている艦これや城プロだっていずれ終わるだろう。その時は、それをプレイしたという思い出を大切にしたいものだ。


　探せば、数多に見つかるブラウザゲー・ソシャゲ。
　流石に城プロのガチャにお金をつぎ込むことはないだろうけど、ストレスレスになる程度には課金するかもしれない。やはりゲームは、ストレスを溜め込まない程度にスムーズに遊びたいからね。きっといい出会いがあるだろう。