まだまだ先だけど、それでも大きな一歩。 

 少しでもいい生活をしたい蔵間マリコです。
 前の職場を辞めてから早半年。職安に行ったり、職業説明会に行ったり、会社訪問に行ったりと再就職のためにと奔走している日々が続いておりますが、 なかなか再就職にこぎつけないのが現実であります。人間関係だの、自分に限界を感じただので会社を辞めたはいいものの、思うようにいっていませんからねえ。20代だった10年前はともかく、今は30代だからやはり敬遠するのかもしれない。資格もコネもないし。
 でも、今日は数日前に訪問した会社での実習。これを見て採用するかどうかを決めるようだ。まだ決まったわけじゃないけど、これは大きな一歩。というわけで、準備体操的な意味合いの強い午後から実習が始まったのだが、これがなかなかときつい。倉庫内での作業だけど、20kg程度のものをかなりのペースで運ばないといけないからかなりの力作業だ。こういうこと自体には交通警備をしていた頃から慣れているけど、久しぶりに体を動かしたからたった3時間でもクタクタ。半年でもブランクがあると、こうも体力が落ちるとは。採用されるかどうかは分からないけど、された後の体力が持つかどうかが少し怪しいなあ……。

 とまあ、体が鈍っていることにちょっとショックを受けた本日ですが、仕事を辞めてからの半年の間で色々と変わった気がする。
 例えば、健康的には大分良くなった。交通警備をしていた頃は、不規則な生活が続いていたために文字通り命を削るような生活をしていた。おかげでとにかく一日中眠たくて眠かったし、風邪にも引きやすくなっていた。でも、今はそうでもない。仕事を辞めてから風邪に罹らなかったし、夏バテもなかった。眠気については未だに酷いけど、それでも僅かに良くなったしね。やはり、規則的な生活に近づいた分、健康面は大分良くなった気がする。
 その一方で、仕事を辞めたことで不安感に駆られることが度々ある。最初の1ヶ月は悠々自適だったけど、長い間仕事をしていないと将来のことも、金銭面のことも、周囲のことも不安になってしまう。就職活動はしているけど、本当に再就職ができるのか、このまま自堕落な生活になってしまうんじゃないか、仮に再就職しても給料だって減るかもしれない。そんなことが頭に過ぎってね……。やはり、仕事をしているということは重要なのかもしれない。
 あと、仕事をしていないと張り合いがないせいか、やる気が低出力モードになってしまう。再就職の間にオリジナルのライトノベルを書くはずだったんだけど、どうしても刺激がないから筆が進まない。予定していた半分ぐらいまでは書いたはいいけど、そこからモチベーションが上がらなくて……。ただの言い訳なのかもしれないが、再就職ができたら続きが書けるか、新しく書き直すぐらいのモチベーションが回復するに違いない。だから、さっさと再就職しないと。

 再就職先を探す間に色々と変わった半年という時間。
 辞めたこと自体は正解だったけど、もうちょっと慎重になったほうが良かったと後悔している部分もある。皆さんも仕事を辞める時は、じっくり考えて行動を起こしてくださいね。