今年も面白い作品が多かった!!

 欲を言えば、月に2回は観に行きたい蔵間マリコです。
 2018年も今日を含めて残すところ4日。今年は11作品ほどの映画を観ましたけど、なかなか当たりの多い年でしたねえ。自分の好きなジャンルの映画は当然のこと、今まであまり触れたことのないジャンルの映画にも挑戦して色々と世界が広くなった気がします。映画離れなんて言われる御時世ですけど、面白い作品がたくさんあるのは昔も今も同じである。
 というわけで、今回は2018年に観た映画ベスト3を決めたいと思います。先に言っておきますが、独断と偏見で決めたものです。ですので、これは絶対に有り得ないなんて言わないでください!!あくまでも自分なりの評価なので。
 というわけで、独断と偏見に満ちた2018年映画ベスト3をどうぞ。

 第3位『ドラゴンボール超 ブロリー

 第3位は、平成最後のドラゴンボールの最新作。
 これは思い出補正もあるし、最後に観た映画ということで評価が甘い部分もありますけど、映画オリジナルキャラクターのブロリーに再びスポットライトを当てた作品として非常に面白いものだった。
 旧作とは全く違ったブロリーの魅力に、それを上手く支える新キャラ、圧倒的迫力で鑑賞者を驚かせる戦闘シーン、作品に相応しいインパクトのあるBGM。どれもが納得の劇場版クオリティだ。
 中でも、序盤の父親の世代の話を比較丁寧に描かれてていたのは嬉しかった。ドラゴンボールと言えば戦闘シーンがメインの作品であるが、今回はそこに至るまでの因縁をしっかり描かれている。設定周りについても、小ネタ的な部分も楽しめるものもあるし。ドラゴンボールをより深く知っている人ほど、面白いと言えよう。

 第2位『デッドプール2

 第2位は、マーベルの問題作『デッドプール』の続編。
 1作目はそれなりに面白かったという感じだったが、2作目は期待値を遥かに上回る傑作。相変わらずのやりたい放題の内容だが、それが歯止めの利かないぶっ飛んだものとなっている。
 特に好きなシーンは、今作の目玉でもあるXフォース。CMでも大々的にアピールしており、自分もどんな活躍が見れるのかワクワクしていた。そしたら、予想外の展開になってねえ…。アレは、一度観たら絶対に忘れられない。
 でも、そういった無茶苦茶が許されるのも、骨格となるストーリーがしっかりと出来ているというところ。狂人そのもののデッドプールだが、苦悩することだってあるし、敵以外の存在とも衝突するけど和解するし、誰かの問題を解決するために奔走する。その過程で起きる出来事は爆笑とバイオレンスの連続であるが、その精神性と行動はヒーローと言っても違いない。ぶっ飛んだ物語でありながらも、王道をしっかりと踏襲した映画、それがデッドプール2である。

 第1位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

 待望の第1位は、MCUシリーズのお祭り作品であるアベンジャーズの最新作。
 これはもうただただ驚くばかりの映画だった。今まで積み上げてきたものを出し惜しみなく使い、物語のミッシングリンクを繋げる。キャプテンアメリカやアイアンマンが様々なヒーローと共闘し、最強の最大のスーパーヴィラン・サノスに立ち向かう。そして、多くの鑑賞者の度肝を抜いた衝撃的な結末。良作揃いであるMCUシリーズだが、IWが間違いなく1位だろう。
 個人的に、この映画の最大の魅力はサノスだと思う。最近のMCUのヴィランは、多くは何かしら悪に染まってしまう過去というものがあるが、サノスはどうにも肩入れしたくなるほどのキャラ背景がある。それを達成するために、アベンジャーズに立ちはだかり、時として悲しみを受け入れることとなる。その不退転の覚悟がヴィランでいながらも、心打つものであった。
 そうなると、来年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が楽しみだ。IWの直接的な続編であり、実質的なIWの完結作。あの状況からどう物語がひっくり返るのか、映画スタッフの手腕が楽しみだ。

 今年も傑作名作に出会えた映画。
 来年の映画はどうなるのだろうか?既に観たい映画が5つほどあるけど、それらは勿論のこと、これから観たくなる映画が傑作であることを願いたいものだ。