令和最初のパラレルパラダイスですぞ!!
倫たんの漫画が好きで好きでたまらない蔵間マリコです。
さてさて月曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。エルフェンリートや極黒のブリュンヒルデの作者、岡本倫先生の週刊ヤングマガジン連載の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』の感想のコーナーを。
いや~、2週間ぶりのパラレルパラダイスはたまりませんよねえ。月に1回は休載を挟んだり、合併号があるたびにヤキモキさせられますけど、特に今回は重要なところ(重要な回じゃなくても同じだが)で合併号でしたからねえ。その間は倫たん成分が欠乏しているだけに、補給できると多幸感に包まれるというか、例えようないの快感がありますからねえ。毎週読めるのが一番だけど、これはこれで悪くない(Mかもしれない)。
それはともかく、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながらネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
今週のパラレルパラダイス第81話『bunny trap』が掲載されましたが、サンドリオとミースの街、どちらも気になる展開で溜まりませんでしたねえ。物語の核心部分に迫りつつあるサンドリオ、ハラハラドキドキの展開が続くミース。このベクトルの違うストーリーが心地いいですよ、はい。
嫉妬深い神の正体が仁科であることに衝撃を受けた陽太。しかし、今の陽太たちにはどうすることもできない。叫んで目が醒めるわけでもないし、培養槽らしきものに触れば死んでしまう。では、何が必要かというと札と呪文。そう、IDカードとパスワードである。
やっぱり、呪文的なものではなく機械的なものであるあたり、いかにも岡本倫先生らしいですよねえ。しかも、それが陽太のいた時代とリンクしているのが面白い。仁科はタイムスリップしてここで眠っているのか、あるいは現代の時点でコールドスリープしているのか。予想妄想が捗ります。そして、叩き起こすという表現が幼馴染みに対して言う台詞回しなのかとちょっと笑う。
そんな一刻も早く仁科を起こしたい陽太だが、その前にやることが。アマネとの交尾である。しかも、陽太やアマネからではなく、カヅチからである。もはや、まずはビールを一杯みたいな感覚ですねえ。でも、アマネよりも歳下のエルザが崩月した以上は焦るのも納得。ただ、崩月するルールが陽太が現れてから微妙に崩れ始めているのかもしれない。
その一方でミースの街では、何も知らないミサキを食べようとアルルが猫を被っていたが、そうはいかなかった。小通連で先制攻撃、攻撃こそは通じなかったものの看破していたようだ。
証拠としては、ミースの街で彼女をガーディアンであることを知らない者はいないこと、普通の人間が立ち入れないように壁と見張りで固められていること。これだけのことを考慮すれば、充分に怪しい人物と想像が付く。消去法という読者には分からない理屈を言った陽太とは大違いである。
正体がバレて開き直ったアルルは、反撃にミサキの部屋を爆発する。何とか回避できたものの、実力差は明白。しかし、何もせずに食べられるようなミサキでもなかった。ガーディアンとしての使命を守るためにも外へと逃げ出し、住民に逃げるようにと促す。功を急ぎ、策が失敗して、徒に2人の命を落としたカヅチとは対照的ですねえ。まあ、カヅチもカヅチで体を張ったんだけどね。
どちらの展開も気になるパラレルパラダイス。
さて、アマネとの交尾はどうなるのか?そして、ミースの街の平和は守られるのか?どちらも気になって夜も眠れない!!
パラレルパラダイス第81話の評価
満足度 ☆☆☆☆☆
倫たん度 ☆☆☆☆
気になる度 ☆☆☆☆☆
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