月曜の朝は、やっぱりたん!!

 ひと癖もふた癖もある展開が好きな蔵間マリコです。
 さてさて月曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。極黒のブリュンヒルデエルフェンリートの作者、岡本倫先生の週刊ヤングマガジン連載の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』の感想のコーナーを。
 いや~、朝に読む倫たんの漫画は元気になりますねえ。普通ならば月曜日は憂鬱ですけど、たんのぶっ飛んだ漫画を読んだらそんなものは吹き飛んでしまう。まあ、流石に人がいるような場所で読むのには多少勇気が必要ですが。パラレルパラダイスほど交尾しまくりの内容、今まで以上にハードルが高い。そこで読むのが自分ですが。
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながらネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 今週のパラレルパラダイス第82話『鼓腹激情』が掲載されましたが、ここでまさかの新キャラ二人に驚いた回でしたねえ。まあ、タイミングがタイミングだけに生き残れるかどうか怪しいですけど。それでも信じたいのがファンの心情であります。
 さて、ミースの街に侵入してきたアルルから住民たちを逃したミサキ。そんな修羅場が起きていることも知らず、円形闘技場にてルーミとハルの補充要員となる新人ガーディアンが自己紹介をする。一人称がおれで語尾が「っす」が特徴的な薙刀使いのナゴミ。もう一人は、一見魔法使いのように見えるけど、実は遺跡で発見した手榴弾をローブに纏っているダウナー系爆弾使いのキア。
 どちらもなかなか個性的なキャラですねえ。ナゴミのようにここまで喋り方に特徴的なキャラは今までいなかったし、キアはキアで手榴弾や貧相な体が色々な意味で危うさを感じますし。問題は非常に間が悪いということだが。
 だが、ナゴミ、いや和やかな雰囲気はあっという間に終わってしまう。敵襲を知らせる鐘の音。食料となる住民を追うのに失敗したアルルは広場にポツンと佇む。初動対応とアルルのドジっ子ぶりのおかげで逃げきれたようである。
 しかし、魔女を舐めてはいけない。アルルは魔法を使い建物ごと住民を破壊する。先ほどの戦いは狭い場所ゆえに派手な魔法は使えなかったけど、使えるとなると厄介ですねえ。攻撃が通用しないし、魔法だって回避も難しい。そうなると何かしらの策を以って戦わなければならないのだが…。
 だけど、そうはいかなかった。食料となる人間一人を差し出せと要求するアルルに対して、先立ったのがナゴミ。アカン、完全に浮き足立っているわ。策もなしに戦うなんて絶対無理だわ。次の場面転換が終わった時には生首か骨か石畳の染みになっているわ。そうなるとキアもなし崩し的に殺されそうだ。そう、手榴弾を異物挿入させられて爆死するとか。自分で書いていて凄い嫌な死に方だ…。
 と、どう足掻いても絶望なミースの街から、交尾秒読みのサンドリオへ。先週嫌な顔をしていたアマネだが、彼女の意思など関係ない。拘束されたままカヅチとバニーユに運ばれ、ベッドに投げ込まれる。そこにいるのは勿論、ベッドのヤクザの陽太。動けないまま威嚇するアマネが可愛い。まあ、次回にはビュルビュルのアヘ顔になっているんだろうけどさ。

 ミースもサンドリオも見逃せないパラレルパラダイス
 まずはアマネとの交尾になるだろうけど、どんなプレイになるのだろうか?カヅチ以上に過激なプレイになってほしいものだ。

 パラレルパラダイス第82話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 たん度 ☆☆☆☆☆
 ワクワク度 ☆☆☆☆☆