あと5回ですぞ!!
倫たんの漫画をずっと応援したい蔵間マリコです。
さてさて水曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。現在、週刊ヤングマガジンで異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』を絶賛連載中の漫画家、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
ノノノノを徹底的に語るコーナーのゴールインも間近になりましたねえ。3年以上かかりましたけど、なんとか完走できそうです。同じようなことを2度も書くなんて物好きは自分ぐらいしかいないと思いますけど、それだけ倫たんの漫画が好きなのかもしれません。この調子で極黒のブリュンヒルデを徹底的に語るコーナーを…、ちょっと極黒のブリュンヒルデは話数が相当あるからなあ。しかも、最近、再就職したし、なかなか難しいかもしれない。その代わりに何か別のコーナーをするかもしれない。それはゆっくり考えさせてもらいます。
とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
第138話『人生の岐路』
○あらすじ
IHも残す所は、奥信高校の岸谷弘樹のみ。
しかし、彼は自身の命を選ぶか、IH制覇の可能性を選ぶか究極の選択を迫られていた。
○登場人物
野々宮悠太、天津暁(回想のみ)、岸谷弘樹、鷺坂慎之介、浅見光、与田、村松
由良悠介(回想のみ)
○ターニングポイント
・見苦しい男
浅見から衝撃の真実を聞いた悠太。瀕死の岸谷のジャンプを止めに急ぐが…。
結局は浅見の落ちた株は上がることなく終わったんだよなあ。いくらなんでも捨て鉢になっているからといって、他人に当たるよう言い方は良くないですよ。それも人の命が懸かっているというのに。先ほどの身内以外には冷たい性格も相まって、もうただただ見苦しいとしか言いようがありませんよ。これでアナルショップ先輩の親父に助けられた日には…。
・岸谷の過去 その1
極限状態の中、岸谷は思い返す。スキージャンプを始めたきっかけを。
分かるなあ、幼い頃の成功体験が自分の人生に大きく影響を与えることって。自分は何でも出来ると思っていながらも、実際にはそうはいかない。そういうことが大半ですけど、岸谷のように大会で優勝したという経験を味わえば、それが原動力になってもおかしくはない。まあ、自分はその成功体験を得ることが出来ませんでしたが。
しかし、その成功体験が連続して続くとは限らない。小さな大会で優勝したとしても、ワンランク上の大会に参加すれば途端に優勝できなくなる。それは努力・経験・才能、様々な理由があるだろう。ただ、岸谷にとって、幼少時代から天津やノノとは埋められない差があったのは間違いなく事実である。
では、どうして続けられているのか。それは次の場面に答えがある。
・岸谷の過去 その2
岸谷は吐血をするほどに追い詰められていた。棄権するように指示する係員だが、ジャンプ台の下から泣きながら駆けつける悠太が。
ここで岸谷が過去に出会った少女が悠太であることに気付いたのは非常にいいですねえ。昔好きになった女の子が、目の前にいる。ここで彼女の夢を叶えさせてやらねば。命を拾って平々凡々な人生を送るのも悪くはないが、ここで命を投げて男を見せてやらないと。岸谷の決断は賞賛に値するだろう。まあ、それでも眠姦している以上は絶対に付き合うことなんて出来ませんが。
・まとめ
岸谷の命を投げ捨てるジャンプの決意が描かれた回。
ここから奇跡の逆転となるのだが、それは見ていて辛いものである。
ラストパートも見所の多いノノノノ。
パラレルパラダイスも終盤はどんな感じになるのだろうか?今はなかなかと倫たんらしい展開になっているけど、想像のつかない展開になっているかもしれない。
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