色々と語りたい!!

 たんの漫画をとことん楽しみたい蔵間マリコです。
 さてさて月曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。エルフェンリート極黒のブリュンヒルデの作者、岡本倫先生の週刊ヤングマガジン連載の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』の感想のコーナーを。
 いや~、今週はたんのファンにとっては、スペシャルウィークですよねえ。ヤンマガ掲載分はセンターカラー&人気投票の結果発表ですし、6月6日には最新コミックス7巻も発売される。これで嬉しいわけがないじゃないですか。あとは欲を言えば、コミックスの帯にでもアニメ化予定準備中なんて書いていたらなあ…。まあ、それは無理な注文か。
 それはともかく、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 今週のパラレルパラダイス第84話『Penetrate my heart!(つらぬいて)』が掲載されましたが、ついにアルルの真の姿が明らかになりましたねえ。それと同時に、ナゴミはナゴミでよく頑張ったと言いたくなる様な活躍ぶりもなかなか。敵味方ともにバランス取れた描写とも言える回でしたね。
 さて、前回のラストで得物の薙刀でアルルの腹を貫いたナゴミ。だが、この一撃で勝負がつくはずもない。すかさず二撃目を仕掛けるものの、アルルのバリアに攻撃を遮られてしまう。それどころか、例の魔法で反撃の準備までされてしまう。これでゲームオーバーか!?
 しかし、ナゴミは怯まずにそのまま攻撃を続行!!これが功を奏したのか、アルルへの致命的な攻撃の連続が決まる。どうやら、アルルは攻撃中には防御が行えないようだ。相手が相手だけに一発で即死が有り得る中、偶然の選択肢が正解したというのは非常に面白い。捨て身の攻撃は、新人でかつ正義感の強いナゴミだからこその判断かもしれない。しかも、ミサキからも早いと評価されるし。やはり、レジスタンスと違って、ガーディアンは一味もふた味も違う。
 その一方で、アルルの不穏さが滲み出ている。ナゴミの初撃が決まった後からのアルルの表情が立った1コマしか描かれていない。それもルーシーみたく睨んでいるような表情。明らかにアルルの怒りを買ってしまった。
 それはすぐに訪れる。頭も突き刺し完全に沈黙したことを確認したナゴミだが、アルルだったものがグズグズの肉塊になり、巨大化・変成する。そして、目の前に現れたのは巨大なワームである。
 これの正体の予想については今度語るとして、中にはショックを受ける読者がいるかもしれない。でも、倫たんの漫画を読んだことがある人なら、この程度は軽いジャブよ。極黒のブリュンヒルデには孵卵したるるみや初菜ちゃんだっているんだからさ。見た目は変われど、愛してこそのファンよ。
 それでもナゴミはやるしかなかった。逃げることもなく、化け物となったアルルの頭上へと飛び込む。魔女との約束を守るために。
 結果、ナゴミは胴体から上を一度で捕食されてしまった。すぐ死ぬというのはなんとなく気付いていたけど、それでも陽太との交尾シーンがなかったのがヒジョーに残念である。鍛えた体による圧力で押し付けられるとか見たかったのに…。
 ナゴミが死んだ、これでまだアルルの暴食が続くのか?それは違った。彼女の言っていたとおり、1日1人の食事を済ませたので、街を去ったのだ。いくら欲望に忠実といえど、カヅチの時と同じく約束だけは守る。そこはアルルのポリシーなのかもしれない。

 アルルの真の姿が描かれた今週のパラレルパラダイス
 次回は残念ながら休載。それでも今週は最新コミックス7巻があるからね。それでたん成分を補給しよう。
 あと、今回の感想でパラレルパラダイスの人気投票の結果についての話をしなかったが、それは次回にでも話したい。これはこれで語りたいことが多いですからね。たんの話題が尽きないことはいいことだ。

 パラレルパラダイス第84話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 たん度 ☆☆☆☆
 バイオレンス度 ☆☆☆