紙媒体のコミックスは後日にでも。

 たんの漫画が好きで好きでたまらない蔵間マリコです。
 今日はみんな大好き週刊ヤングマガジンの岡本倫先生の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』の最新コミックス 7巻の発売日!!当然ながら、たんのファンの皆さんは買いましたかー?
 自分は広島県在住ということで、紙媒体のコミックスはまだ入手しておりません。でも、電子書籍版はしっかりきっかり入手!!これで家でも外でもパラレルパラダイスが読める!!まあ、外でパラレルパラダイスを読むのはかなり勇気が必要ですが。
 とまあ、パラレルパラダイス7巻が読めてウッキウキな本日ですが、今回はコミックス7巻について色々と語らせてもらいます。当然ながらネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 今回のパラレルパラダイス最新コミックス7巻も、やはり面白かった!!サンドリオ編に入ってからも今までと変わらず過激なエッチを展開しつつ、不穏さ漂う展開を振り撒き、そしてラストで突き落とす。リアルタイムで読んでいるから分かっていますけど、これぞ岡本倫だなという内容でしたね。
 さて、コミックス7巻で個人的にハイライトと言えるべきシーンは、2つ。まずはバニーユとの交尾シーンまでの流れ。あれは掲載時にゲラゲラと笑いましたよ。お堅いメイドが裏でオナニーをしているっていうのはよくあることですけど、倫たんの漫画でそれを見られるなんて。陽太が1回目の脱走を図るところなんてまさに即堕ち2コマですし。在り来たりなシチェーションでも、倫たんの手にかかればこうも面白くなるなんて。
 もう一つは、やはり最後のシーン。まさに猿の惑星!!古典的SFが大好きな倫たんだから、異世界じゃなくて未来の地球だろうなあと予想しながら読んでいて、それが当たった時には大喜びをした記憶がある。流石に2回目だから驚きはしないけど、それでもこういう展開がいかにも岡本倫らしくてね。きっとコミックスで読んでいる人間はもっと驚くだろう。
 さて、本編自体の感想はこれぐらいにして、加筆修正の話でも。今回の主な加筆修正部分は2つ。ひとつは、サンドリオの旧市街へ向かう時のルーミとマヤのやり取り。ここでルーミが、マヤの髪の毛のことについて話を聞いているが、リアルタイムで読んでいる身としては細かい配慮だなと思った。漫画は白黒ですからね。マヤの怪しさもより一層に引き立っていますし、先の展開にも影響する。
 もう一つのサンドリオのガーディアンが陽太が監禁されている部屋から退出するところ。これも先の加筆修正と同じように先の展開に影響する場面だ。光の魔筒とは何か、サンドリオのガーディアンは何を企んでいるのか。そういった想像を掻き立てられる。コミックスを読んでいなくても話に影響はないけどコミックスはちょっとお得、そういう塩梅がいいかもしれない。でも、6巻みたいに交尾のシーンを12ページぐらい追加してもいいのよ?
 とまあ、全体的に満足ですけど、個人的にはあと2話ぐらいは欲しかったなあ。確かにラストは衝撃的だけど、話そのものが動くのはもう少し先ですからね。自分としては、2話ほど追加していたらちょうど話としてのバランスが取れていたと思う。

 エロもファンタジーも面白いパラレルパラダイス
 次の8巻が出るのはいつだろうか?今までの感覚でしたら、10月あたりに発売されるのだが…。8巻に収録される内容は間違いなくパラレルパラダイスで一番笑える場面があるし、早くコミックスで見たいものだ。

 パラレルパラダイス7巻の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 たん度 ☆☆☆☆☆
 エッチ度 ☆☆☆☆