夏といえば、これ!! 

 たまには冷たいものを食べたい蔵間マリコです。
 先日、色々と用事を済ませるために区役所へと行った。まあ、色々と手続きが大変だったけど、やっておかないと後々大変なことになりますからね。面倒なことはさっさと終わらせるに限りますよ。
 とまあ、用事を済ませ、家路へ向かうバスを待つ間に近くのスーパーでカキ氷を買った。買ったのは、抹茶氷。というよりも、抹茶専門の店だからこれしか選択肢がないわけだが。
 だけど、抹茶専門の店だけあって、これがなかなか美味しい。抹茶氷の味は非常に濃厚で香りも強烈、抹茶ソフトも濃厚でいながらもまろやかな絶妙なバランス。あんこもあま~いし、白玉も食感が楽しくてたまらない。そして、それらを同時に食べた時の快感はもう…!!
 でも、残念だったことが一つ。食べた後にキーンと頭痛が。カキ氷を食べる以上の宿命ではあるけど、これがちょっと辛いんだよねえ。どうせならタダでもらえる温かいお茶をもらえば良かったと後悔している。

 とまあ、昨日は抹茶氷を堪能したわけですが、少し前までは店で食べるカキ氷にちょっとした偏見を持っていた。
 なんていうか、どうにもカキ氷には原価が安いというイメージがありましてね。スーパーで買うのとか、露店で買うものとかならともかく、TV番組などで1000円とか1500円のカキ氷を見ると尻込みしまして。しかも、色々と魔改造しているから「こんなのカキ氷じゃない!!」と妙な偏見もありましたし。だから、あまり喫茶店とかでカキ氷を注文するという習慣はなかった。
 そんな偏見を打ち壊したのが、広島県中区にある『コオリヤ ユキボウシ』というカキ氷専門店。ちょっと話題になっていたから、新しい世界を開拓するために行ったんですけど、これが感動的な味!!ただのシロップなんかとは比較にならない生苺のソースと練乳の組み合わせは、昇天しそうなほどの美味。それに加えて、バニラアイスが底に隠れているのは嬉しいサプライズ。
 でも、一番驚いたことは氷自体が美味しいということ。雑味が全くなく、それどころかまろやかさすら感じる水の味。それに加えて、綿菓子のようなフワフワの食感。こんなに美味しいカキ氷を食べたことなんて今までない。
 おかげでカキ氷に対しての偏見というのは吹き飛んでしまった。高いには高いなりの理由と味がある。そして、そこには並ならぬ努力や情熱がある。それを五感で体感したよ。

 夏の風物詩のカキ氷。
 今年の夏も2回ぐらいはコオリヤ ユキボウシに行ってみたいな。その時は、前とは違ったものと注文して、更なるカキ氷の魅力を堪能したいものだ。