2週間ぶりですぞ!!

 たんの漫画が好きで好きでたまらない蔵間マリコです。
 さてさて月曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。極黒のブリュンヒルデエルフェンリートの作者、岡本倫先生の週刊ヤングマガジン連載の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』の感想のコーナーを。
 いや~、2週間ぶりのパラレルパラダイスは身に沁みますねえ。他のヤンマガの作品も面白いですけど、自分としてはたんの漫画が一番好きな作品。読むと読まないとでは1週間の気合いの入りようが違いますし。まあ、気合いで風邪が治せるわけでもないですが、それでもたんの漫画を読んだだけでもどんなに暗いことがあっても立ち直れますからね。そのぐらい岡本倫先生の漫画は、自分の中でのウェイトをかなり占めている。これからもたんの漫画を読んで元気をもらいたいものだ。
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら寝たばれや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 今週のパラレルパラダイス第101話『夢見る処女じゃいられない!?』が掲載されましたが、前回・前々回に続いてペコ全開の回でしたねえ。しばしの別れも寂しさも吹っ飛ぶくらいのインパクト。このハチャメチャぶりがいかにもたんらしくて好きです。
 さて、前回からずっとストーキングしていたペコだが、ミサキに察知され、外界の勉強ついでに陽太と同伴することになってしまう。荷物持ちという理由で。
 それに対して、あからさまな態度で反抗するペコ(まあ、ミサキも結構酷いことを言っているが)。いや~、ここまで嫌がる態度を取るキャラもたんの漫画では珍しいですねえ。男嫌いだったミサキもここまで嫌っていたわけじゃないし、エルフェンリートのナナもどっちかという強情という態度だった。でも、ペコは全く隠す気もないぐらいにストレートに嫌がっている。ここからどうやって態度が変わるのかが楽しみだ。まあ、そのワンクッションに交尾で快楽堕ちはあるだろうけどさ。
 しかし、処女であるペコはバイコーンに乗ることはできない。じゃあ、ここで交尾をするのかと思ったが違った。どうやらキアがユニコーンを調達したようだ。ただ、非処女であるキアが簡単に扱えるものではなく顔に蹄のあとが。ムスッとした顔と相まって可愛らしい。
 そして、バイコーンも鞍をつけて準備OK。非処女しか乗せないバイコーンのことを通という陽太も面白いが、注目すべきはキアの陽太への返答。戦いが終わったら必ず戻ってほしいと約束するキアに対して陽太は交尾をしたいからかと返すが、キアは「好きだからです」と答える。いいねえ、いいねえ、こういうプラトニックなやり取り。ナゴミが友達だったことについて語った時もそうですけど、キアちゃんは純粋なところがあって可愛らしい。交尾のシーンが目立つ作品ではあるけど、こういう細かい場面があってこそ光るものだ。
 準備が終わり、陽太たちはサンドリオへ向けて旅に出かける。それを見送る二人、ミサキとキアだが、ミサキは1度目と違ってどこか晴れやかなのが印象的だ。そして、二人とは別に見送る人物がもう一人。モモだ。台詞もないし、ただ城壁の上から見送っているあたり、何を思っているのだろうか?
 旅が始まり、ユニコーンとバイコーンの早足で進む陽太一行。旅は順風満帆で1週間もあれば、目的地のサンドリオに辿り着くよう。だが、不安の種がひとつ。あからさまに反抗的なペコ。食事を取るにも3人と距離を置き、一々突っかかる。ホント、ここまで態度の悪いキャラも珍しい。
 だが、そんな彼女にも試練が訪れる。テントで爆睡している三人(ルーミやアマネが裸なあたり、交尾をしたのだろうか?)の間、寝ずの番をしていたペコの周りにAV男優カルの群れに囲まれてしまう。最近になってまた出番が増えてきたカルだけど、ここはカルに頑張ってほしいところ。死なない程度にペコを陵辱して、頭を冷やさせてほしい。

 いきなりピンチが訪れたパラレルパラダイス
 この試練自体は大したことはないだろうけど、簡単にサンドリオへは生かせてくれないだろうな。多分、何か理由があって遠回りをすることいなるかもしれない。そこで色々と重大な事実を知るかもしれない。そんな展開を期待したいものだ。

 パラレルパラダイス第101話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 たん度 ☆☆☆☆
 ピンチ度 ☆☆