無性に食べたくなることがある。 

 たまにはファーストフードが食べたい蔵間マリコです。
 風邪を完治してから1週間。体が健康であることがどれだけ幸せなのか、つくづく感じますねえ。あの時はお腹も頭も痛くて、全く動くことができなかった。そして、何よりも食欲が湧かなかったのが辛かった。ちょっとした風邪を引くことはたまにあるけど、1週間近く風邪が長引くというのは久しぶりだ。ホント、健康には常に注意しないと。
 とまあ、健康体であることに感謝している今日この頃ですが、体の調子が良くなった以上はそのブランクを取り戻すためにちょっと不健康な食事をしたい。油ギトギトなフライドチキンとか。
 というわけで、今日は市内のケンタッキーフライドチキンで久しぶりに食べました。フィレオサンド、骨なしケンタッキー、フライドポテト、ミニアップルパイのボックスセットに、レッドホットチキン。本当ならもう1個ぐらいはフライドチキン欲しかったし、コールスローも欲しかったけど、流石に予算オーバーになるからね。今日はこのぐらいで。
 しかし、久しぶりに食べるケンタッキーは美味い美味い。油ギトギトの鶏肉からは旨味があふれ出るし、衣もハーブの味わいがたまらないし、フィレオサンドのマヨネーズが絶妙的なまろやかさで絶頂しちゃう。これほどに油分を体に補給したら、しばらくは大丈夫そうだ。ああ、最高の昼食だった!!

 とまあ、久々の油分補給に大満足だったわけですが、ケンタッキーって何かと思い出のある食べ物なんですよねえ。
 なんていうか子供の頃は一種の憧れ的な食べ物であって、外食をするにしてもなかなか食べる機会はなかった。その代わりにマクドナルドが多かったあたり、値段的な理由かもしれない。今となっては、それは理解できる話である。
 その代わり、たまに親父がお土産に買ってくれたフライドチキンは最高だった。やっぱねえ、こういうサプライズがあると子供心としてとても嬉しいんよ。サーティンワンアイスクリームとか、ケンタッキーとか、親父が家族サービスした分を自分も何かしらの形で返したいものだ。
 そして、専門学校に行っていたころは学校の近くにケンタッキーがあったので、時々そこで昼食をすることがあった。カレー屋やゴッドバーガー、中華料理屋に比べると優先順位が下がるけど、それでも無性に食べたくなることがあって、自分の人生の中でももっともケンタッキー濃度が濃い時期だったかもしれない。
 今はそんなに食べたいという意欲があるわけじゃないけど、やはり食べたいと思う時がたまにある。それだけケンタッキーは不思議な魅力があるのかもしれない。

 時々、発作的に食べたくなるケンタッキーフライドチキン
 東京には食べ放題の店があるようだし、自分もああいう店で一度嫌というぐらいに食べたいものである。多分、一人で10個は食べれるかもしれない。まあ、そんなに食べたらメタボで倒れそうだが。