毎回見所たくさん!!

 エロもファンタジーもSFも楽しみたい蔵間マリコです。
 さてさて今週2回目の更新ですよー。極黒のブリュンヒルデエルフェンリートの作者、岡本倫先生の週刊ヤングマガジン連載の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』の感想のコーナーを。
 いや~、どうしてこうもパラレルパラダイスは面白いのでしょうか?謎が謎を呼ぶ展開、先が気になるストーリー、岡本倫先生ならではの台詞回しやキャラクター、そしてだんだん過激になっていく交尾シーン。これらが一度に味わうことができるのがパラレルパラダイスですから。どうしてこうもたんの漫画は素晴らしいことか。この漫画の魅力を寄り多くの人に知ってもらい、そして多くの人と楽しさを共有したいものだ。
 とまあ、前座はこれぐらいにして、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながらネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 今週のパラレルパラダイス第111話『白ク濁ル』が掲載されましたが、交尾シーンとそれ以外のシーンの温度差を上手く生かした回でしたね。特にラストのシーンは、読者としては気になるところですし。ホント、毎回気になってたまりませんよ。
 さて、断じて和姦とは言えない拷問同等の交尾に快感の叫びを漏らすナクタ。それを影から見守るルーミたちだけど、なかなかコミカルで面白い。今まで何度も覗き見はありましたけど、毎回違いますからねえ。欲情してオナニーをしたり、初めて見る交尾に驚いたり、欲情してシックスナインを始めたりとしていましたが、今回はガールズトーク的なノリが強い。いいのよ、このまま交尾に参加しても?
 その一方でナクタと和姦をする陽太。先々週からそうですけど、完全に悪役のノリだから笑える。特に55ページ1コマ目の陽太の台詞と表情が酷いのなんの。これで3000年前の男は陽太であるという疑惑が深まった。
 そして、交尾されてもまだ屈することのないナクタ。初登場時は傲慢で融通の利かない女騎士でしたが、堕ちるところまで堕ちた姿には笑いがこみ上げる。「断じてイカぬ!!」とか言っているのに、2ページ後にはアヘ顔絶頂でしていますからねえ(天井に張り付くほどの欲情の泉の噴射付き)。イキ果てた後の顔が、今までのカッコいいものからどこか可愛らしいものとなっている。この変わりようも女騎士を陥落させるシチュエーションの魅力だ。
 ナクタのお仕置きが終わった陽太だが、ようやくルーミの存在たちに気付く。それも全員欲情してオナニーをしている。このシーンについては、コミックスでの加筆修正に期待しよう。
 さて拷問が終わり、騎兵隊たちも諦めたのか帰っていく。恐らくは更に多くの騎兵を準備して現れるのだろうが、そこは一先ず置いておこう。それよりも、カヅチが陽太へのガリア打倒に対しての感謝の言葉は嫌いじゃない。最初は自信過剰だったけど、ガリアに自尊心を壊され、陽太に癒された。そして、ナクタが襲来した時にまた助けられた。この短い期間でカヅチの心境も大きく変わるのも納得だ。
 しかし、鍛冶師としての性は不変だ。陽太の土産である龍華石を見ると、目の色が変わる。どうやら伝説の剣を作るために必要な金属、ヒヒイロカネ(元ネタについてはまた別の機会にでも。)を精製するために必要なマテリアルだそうだ。ようやく陽太のパワーアップイベントが回ってきたな。流石に眠っていた力が覚醒したみたいな展開ができない漫画ですからね。これから先、強くなっていく敵を相手するには武器の強化は必要だ。
 龍華石をカヅチに託した陽太は、嫉妬深い神=仁科をついに起こしに行く。これで嫉妬深い神の呪いが解けてハッピーエンドならいいけど、そんな都合の良い展開になるとは思えないしなあ…。というよりも、起こして大丈夫なのか?

 交尾に、異世界の謎解きに休まる暇も無いパラレルパラダイス
 残念ながら次回は休載。半月も空白期間ができるのは、自分としてはなかなか辛いものである。でも、その間にたんも色々と面白いアイデアを練ってくれるだろう。これからの展開も期待していますよ!!

 パラレルパラダイス第111話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 たん度 ☆☆☆☆☆
 エロ度 ☆☆☆☆☆