これからも色々と変わってくるんだろうなあ…。

 これからもガンダムを応援したい蔵間マリコです。
 ついに明らかになりましたねえ、7月23日から上映開始される『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のメインキャラクター3人のキャストが。
 主人公のハサウェイ・ノアはジョジョの奇妙な冒険のジョルノ・ジョヴァーナを演じた小野賢章さん、ヒロインのギギ・アンダルシアはSSSS.GRIDMANの新条アカネ役の上田麗奈さん、そしてケネス・スレッグに機動戦士ガンダムSEED DESTINYのスティング・オークレー、ガンダムビルドダイバーズのタイガーウルフ役の諏訪部順一さんとなかなか豪華。バンダイサンライズの本気ぶりが伺えます。
 特にギギを演じる、上田麗奈さんが個人的に注目している。ギギは、今まで林原めぐみさんや故・川上とも子さんが演じてきた。名だたる声優が演じてきた以上、上田麗奈さんにとってかなりのプレッシャーだろう。だけど、数多の声優から選ばれたからには相応の実力があることは確か。上田麗奈さんなりのギギをじっくり堪能したいものだ。

 とまあ、閃光のハサウェイの新キャストに楽しみな自分ですけど、キャスト変更についてちょっと思ったことがある。声優の変更というのは、ここまで拒否感が出るものなのだろうか?
 新キャストが公開された際、賞賛の声の一方に否定的な声が結構聞こえてきた。ゲームで既にキャストが決まっている以上、イメージが壊れるから変えてほしくないと。
 確かに言いたいことは分かる。慣れ親しんできたキャラのイメージを脳内で調整するのはなかなか難しいことだ。だけど、可能な限りイメージというものを考えてセッティングしているだろう。勿論、それは観ないと分からないだろうが、そこは観て評価を覆すような出来になる違いない。
 それにオリジナルのキャストだと、年齢的な問題だって発生する。機動戦士ガンダムが放送開始されてから40年。ここまで巨大なコンテンツになると、悲しいことながら鬼籍に入る声優もいる。2代目ギギ・アンダルシアを演じた川上とも子さんもそう。彼女が早世したことを聞いた時は非常に悲しかった。だからこそ、ベテラン声優よりも若きホープ声優を選出するのは、ガンダムのコンテンツとしては納得のいくものだろう。オリジナルの声優が好きな人には残念かもしれないが、そういった事情を時間がかかってでも理解してほしいものだ。
 (とても不謹慎な話だが)もしアムロ・レイやシャア・アズナブルの声優がやむ得ない状況で変更された時は受け入れることができるのか?それについては時間を要するかもしれない。それでも、ガンダムというコンテンツが好きであるからきっと飲み込むことできるだろう。

 様々な観点で楽しみな閃光のハサウェイ
 他のキャラの声優も変更されるだろうし、ブライト・ノアは機動戦士ガンダムUCで演じた成田剣さんが演じるであろう。新しい声優で演じられる閃光のハサウェイはどんな物語になるのか、どのような結末を迎えるのか期待で一杯だ。