やっぱり、まとめてみるのが一番だ!!

 たんの漫画が大好きで大好きでたまらない蔵間マリコです。
 皆さん、本日発売の岡本倫先生の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』の最新コミックス11巻を買いましたかー?自分は地方在住ということなので、深夜に電子書籍版をGETしました。ネット通販でも取り寄せているんですけど、今日は日中不在だったから明日の会社の行きか帰りにでも取りに行く予定です。そして、土曜日にはメロンブックスあたりで3冊目の購入。ファンとしてはたんに長く連載してほしいからこのぐらいはしないとね。
 とまあ、真夜中からパラレルパラダイス11巻を楽しませてもらいましたが、今回はその感想でも書かせてもらいます。当然ながら、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 さて、今回のパラレルパラダイス11巻。陽太一行がミースの街から再び旅立ち、サンドリオの遺跡でナクタと対峙し交尾するところまで収録されたが、非常に面白かった。物語としては大きな進展があったわけではないけど、異世界の謎や設定背景などが盛り沢山に描かれた巻でしたね。
 自分としては、11巻の一番の見所は大将校のナクタ。国母により陽太と陽太と交尾をした人間の抹殺の命を下された国随一の剣の使い手。その上、全身鎧に、多くの近衛兵を携えた強敵。これをどうやって負かすのか、ヤンマガで読んでいた時はワクワクしていましたねえ。そして、それが明らかになった時は意外な発想に驚いたし、程良く脱力する展開には爆笑しましたよ。
 その中でも印象的なのが、やはり交尾シーン。アレは爆笑の連続でしたよ。まさかパラレルパラダイスでくっ殺、それも主人公がやる側だし、ナクタが1秒で負けたり、そんな事が起きているとは知らず、ルーミが「何でも交尾で解決しようとするから‥‥」とか言ったり、見に行ったらナクタが絶叫していたりと。エッチなのはエッチなんだけど、それ以上に笑いが止まらない。これをコミックスで読んだら、もっと勢いがあるからねえ。よりによって、交尾の途中で11巻が終わっているからヤキモキするけど、それも次の巻の楽しみと考えれば問題ないだろう。
 あと、カルのおちんちんが掲載時と同じく全く変わっていなかったのは良かった。掲載時に、カルのおちんちんが描かれていたことに「人間以外のおちんちんだったらOKなの?」とちょっと不安に思いました。これで色々と問題があったら、パラレルパラダイスが立ち行かなくなる可能性があったからね。でも、コミックスでも問題なくそのコマがあったということは、特に問題がなかったということだろう。倫たんもヤンマガもガンガン攻めていくなあ。
 さて、ここまでは掲載時の内容の話をしたけど、次は加筆修正の話でも。今回の加筆修正で思いっきり手を加えられていた場面は、掲載時に読んでいた人なら分かるだろう。ペコとの交尾シーンである。
 掲載時は1回の交尾で終わったが、コミックス版では第2ラウンドまでが描かれている。それも掲載時に描かれていた交尾以上に過激なものが。自分としては、ペコの女の仮面を投げ捨てたケダモノの顔が見れて満足だった。
 その一方で、アマネとルーミのレズ交尾にもガッツリ手を加えてほしかったと残念に思う部分もある。自分としては、貝合せあたりでやってほしいなあと願ったけど、結局はそれを見ることは出来なかった。流石に青年誌でそこまでプレイを描くのはアウトだったのだろうか?あるいは、単純に描く予定がなかったのだろうか?どちらにしても、見たかったなあ…。
 最後に次巻の発売について。次巻は11月6日発売、これで完全に3ヶ月に1回刊行は決定ですね。これは非常に嬉しい情報だ。コミックス待ちの人にとっては、早く発売してくれることが一番ですからね。これで特装版も発売された完璧だ。

 11巻も読み応え抜群だったパラレルパラダイス
 さて、12巻はどうなるのだろうか?掲載時に読んでいるから多くのことは言えないけど、あのシーンがガッツリと加筆修正されてほしいものだ。アレは掲載時にも非常に気になっていたところだからね。倫たん、お願いしますよ!!