初めてのプレリリース・イベント!! 

 デジタルもいいけど、紙も捨てがたい蔵間マリコです。
 色々あったので書くのが遅くなりましたが、金曜日の夕方にとあるイベントに参加しました。それは、世界的人気TCG『マジック:ザ・ギャザリング』(以下、MTG)の週末定例イベント『フライデー・ナイト・マジック』(以下、FNM)だ。それもただのFNMではない、最新エキスパンション『ゼンディカーの夜明け』のプレリリースイベントの日だ。
 いや~、自分は紙のMTGを始める時にやりたかったことが一つあったんですよねえ。購入したプレリリースパックで即席で構築したデッキで対戦するシールド戦、これの面白さを実際に味わってみたかったんですよ。MTGアリーナでも遊べるには遊べますけど、デジタルと紙とでは感覚というものが実際違いますからね。というわけで、イエローサブマリンに遊びに行きました。
 さあ、店に到着するなり、早速大会参加の申請を。前回は失敗したけど、今回はちゃんと準備していたのでスムーズに参加できた。あの時の失敗は無駄ではなかったよ。
 さて大会の時間が始まり、6パックを剥いて、中身を確認。どうか強力なレアや神話レアが当たりますように。
 うひょー!!最高のラインナップだ!!
 欲しかった海門の嵐呼びと青赤両面土地が出たし、神話レアの変わり樹の共生のFoilも出た。他にも水蓮のコブラや影の評決も優秀だし、これはデッキの組み甲斐がある。
 こんなに目移りするカードばかりだが、全てを使うわけにはいかない。というわけで、カラーを決めてデッキ構築。今回は、緑黒のゴルガリカラーで。青黒のディミーアカラーも考えたけど、クリーチャーがイマイチ貧弱なところが気になってね。黒で除去しつつ、緑のファッティで殴り切る。非常にシンプルな戦術で攻めることにした。

 1試合目 赤緑白青 〇〇

 1試合目は赤緑白青。恐らくはパックの中に創造の座、オムナスが入っていたのだろう。
 1戦目は後攻スタートのものの、終始こちらが圧倒。パーティー関連の能力主体のクリーチャーが展開されていたが、血の長の渇きや大群への給餌といった優秀な除去で対抗。そして、戦慄ワームやニッサのゼンディコンといったファッティで攻撃。コンバットトリックも駆使し、快勝。
 2戦目はお互いにライフを削りつつも、膠着状態に。そこに対戦相手のキッカー付き洞察の碑文が!!展開していたファッティ2体をバウンスされた上に、占術2の2ドロー、3/3のトークン展開と厳しい状況に。しかし、対戦相手はこれでも突破することができず、戻されたファッティも展開し直し、そのまま物量で押し切って勝利。

 2試合目 白黒緑 〇〇

 2戦目は白黒緑、所謂アブザンカラーだ。
 1戦目は相手のクリーチャーがなかなか強力だった。苔穴の骸骨やムラーサの根食獣、そして梢のベイロスといった厄介なクリーチャーを展開。それに対して自分は水蓮のコブラを2ターン目に出し、一足早く戦慄ワームやカザンドゥの踏みつけといったでかいクリーチャーで対抗。ダメージレース合戦となったが、最終的には苔穴の骸骨とムラーサの根食獣を除去して、対戦相手のボードは崩壊。そのまま殴りきった。
 2戦目は特に言うことはなかった。対戦相手が土地事故を起こしていたのか展開が遅く、自分は1戦目と同様に水蓮のコブラを高速展開し、蔦ヤモリとナーリッドの群棲のキッカーコンビでひたすら殴る。相手は抵抗する間もなく降参した。

 結果 2-0

 残念な結果に終わった前回と打って変わって、今回は文句のつけようのないぐらいの大勝利!!即興でデッキを組むというのはなかなか難しかったが、初めてのシールド戦としては最高の結果だった。
 というわけで、その日の夕食は祝勝会としてサイゼリヤで豪遊。ちょっと食べ過ぎた気がするけど、たまにはいいだろう。

 ゼンディカーの夜明けを最高のスタートができたFNMのシールド戦。
 構築戦も面白いけど、MTGのシールド戦はそれとは違った面白さがあるな。またシールド戦のイベントがあるのなら、ぜひとも参加したい。その時は今回の経験で得たものをしっかり活用したいものだ。