ついに始まった!! 

 日々、鍛えた体を遺憾なく発揮してほしいと願いたい蔵間マリコです。
 先日、ついに開催されましたねえ。人類最大のスポーツと平和の祭典、オリンピックが。
 開催前にコロナ禍だのオリンピックのスタッフのやらかしなどで暗雲が立ち込めていましたが、それでもオリンピックが始まるとテンションが上がりますねえ。特に今回は東京オリンピック、普段なら流し見か程度だった開会式も、今回ばかりは喰いつくように見ていました。吹き出し風のプラカードを持ちながらドラゴンクエストファイナルファンタジーサガモンスターハンターなどといったゲーム音楽が流れているシーンはいかにも日本らしいアイデアだし、聖火ランナーの松井秀喜、長嶋茂雄、王貞治の三人は熱いものがありますし。まあ、ピクトマンの演出が欽ちゃんの仮装大賞めいたものだったり、バッハの開会式の言葉が朝礼の校長みたいだったりと微妙な部分ありましたが、それを差し引いても非常に印象的な開会式でしたね。
 そして、早速柔道男子60kg級で高藤直寿選手が金メダル!!世界大会こそ総なめという成績であるものの、オリンピックでの金メダルはまだでしたからね。これは最高のスタート、他のアスリートもこれに負けないぐらいに頑張ってほしいものだ。

 とまあ、いつも以上にワクワクしているオリンピックですが、期待している以上は記憶に深く残っているオリンピックというのは少なくとも存在する。
 その代表格と言えるのが、2000年のシドニーオリンピックの女子マラソンの高橋尚子。レース中盤あたりから先頭集団を抜け出して、早めのスパートを仕掛ける。それに対して、ルーマニアのリディア・シモンも追走する。二人の一騎打ちは8kmにも及ぶ激闘となる。そして34km地点で高橋尚子がサングラスを投げ、ラストパートをかける!!そして、最後まで追い越されることなくゴール!!金メダル獲得だけでなく世界記録も更新して、身体能力で絶対的に不利な日本でも体力勝負の競技で頂点に立てるんだなと感動しましたね。
 それとか、ヤワラちゃんこと谷亮子も印象的だな。どの試合が印象的かと言われると困るけど、あそこまでタフに戦った柔道女子の選手はいないと思うね。バルセロナオリンピックから始まり、北京オリンピックまで16年という長期間、その間に金メダル2個銀メダル1個銅メダル1個と参加したオリンピック全てでメダルを獲得するという怪物っぷりを披露していましたからねえ。谷亮子という名前を聞いただけでも、メダル確実だなと思うほどでしたよ。彼女の圧倒的な柔道は、今でも語り繋がれる伝説であろう。

 昔も今もこれからも期待したいオリンピック
 さて、今年の東京オリンピックは10年後20年後にはどんなものとして心に残るのだろうか?これらに負けない素晴らしい競技が見たいものだ。